ダイハツの不正が暴かれて、全車出荷停止だそうです。日野やフォルクスワーゲンがやったような、製薬会社の一連でも知られることですが製造過程の工程の端折りです。データの改竄、捏造、やってないのにやったことにする不正。どこにでもあることではありますが、こういう事件の度に言うてますが全てはチクリによる発覚です。大勢が関わる仕事で皆に不正を黙らせておくことは不可能です。どの組織どの集団にも必ず「正義の味方」はいますし、上司が許せん!という人間関係も大きな要素で。誰もを黙らせておくなんては無理です。と、誰もがわかっているんでしょうけれどね。
岸田おろし 吹かず。新聞の見出しです。引きずり降ろすには絶好の機会です。安倍さんが存命ならここで三度目の登板と出てくることだったでしょうが(もっとも安倍さんがいたら検察がこんなことしなかったでしょうが)、そんなタマもいなければこんな時に危ない目に遭おうとする者はいないというわけです。六甲おろしは吹き荒れましたがねぇ。
辺野古問題の沖縄県側の敗訴を受けて、毎日の見出しです「民意より法律論」。辺野古の新基地造設にかかる裁判、県がやらぬなら国が代わりにやるという代執行が通りました。それが法律だ法治主義だと識者の言も載っていますが、沖縄の民意は無視され続けているというのが反対論の核ですね。知事選で常に基地反対派が勝ち続けていることを指すのですが、民意より法律論でなければ中国やロシアその他の権威主義国と同じになる臭いを国民は嗅ぎつけてます。そうですよね。