3.11 、13年だそうです。ついこの前10年だという特集ものを見た気がしてましたが、時は過ぎます。元日の能登地震が強烈でしたからその間の熊本やらの大地震が霞むことですが、被災地の困難さに違いはなくて。「あの人は今」風の映像が流れます、それはそれで涙を誘いますが、当人にとれば、なのでしょうね。13年と3カ月では比べようがないことですが、同じように括ってる非当事者感覚です。良い悪いではなくて、ここの溝は跨げません。
妙にＴVはアメリカのアカデミー賞の話題を煽ります。受賞候補作が三本あるらしくて、こんな有力候補であったことはないんでしょうね。そんな煽りです。スポーツ報道でよくある神風報道です。あれがこうなって、こっちがこうなれば行けるぞ！系。で、結局ダメで、挙句は次につながる！の、作品の価値は下がらないの、ワクワクさせてくれてありがとうのと来るのですから、鼻白むばかり。多様性至上のアメリカですから、白人以外の作品に下駄履かされてるんでしょうが、それにしてもです。そんなに？業界人ではないですからねぇ。アカデミー賞の価値がどんなものか知らぬ者が言うてはならぬのでしょうが。
