柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

下品

2024-03-03 11:51:59 | Weblog

どの番組のスポーツコーナーも大谷の結婚報道です。これも有名人の宿命ですから嫌々ながら囲み取材受けてました、芸能担当の記者やリポーターたちです。なんだかゴミに集る蠅のような感じです、こっちになると俄然張りきって、でも聞いてることは誰も同じ。なれそめは?どこに惹かれた?プロポーズの言葉は?それはいつ?そんなこと大谷に聞いてどうするの?安物の芸能人を相手にする時と質問が一緒、だから大谷もあからさまに嫌がってる。あんた達がうるさいからこのタイミングでこういう場を設けたと言うてました、そのまんま。あんたたちがうるさい。ま、彼らしくないきつい言葉で、TVでは誰もが本音でしょうねぇと苦笑いして許してましたが、これが安物の芸能人ならばそうは行きませんよ、返す刀でバッサリやられます。だからそんなこと聞くなということなのですが、連中にとってみればこれが仕事ですしね。見ていて嫌な気持ちになるものでした。下世話ばなしは、本人が下世話であればこそのニュース価値ですね。その均衡がない場合は空回りで「痛い」ばかりです。

 サンモニは期待通りに政倫審劇をこき下ろします。あれこそ彼らの好餌でしょうねぇ。隠して逃げて、挙句は安倍さんや細川さんの所為にする(雁首揃えて、自分は知らない、会長の意向だと言うてますから)、ならば存命の森さんや二階さんに聞けやですがそれは出さない。岸田さんがあれじゃぁとても無理。法律で罰せられぬなら道徳観倫理観で。橋下さんが嘆いていたように、俺が指示したことではないが俺の下で行なわれたこととあらば俺が悪いと潔くやればどれだけ男が上がるかわからないでしょうに、それは不思議にやらない。最年長でしょう塩谷さん辺りが腹を切って見せれば自民党としてもこれ以上の沈みはなくなるでしょうに、それでも我が保身が第一と見えます。今すぐ辞職せずとも次の選挙には出ないとか方法はありましょうし。で、きっと日本中の誰も彼もが男らしくない、男の風上にも置けない!という憤りや軽蔑感を抱いているのでしょうが、これも皆同じでしょう、この言葉狩りの世情です、男らしいなんて言葉があらぬ方向から咎められます。クソがッ!と唾棄する気分というのはふさわしくない行言動、みっともない卑怯な行動に湧きあがること、その基となる社会規範は日本人全員の心根に植わっている分相応観です。男らしく女らしくという表現で皆わかることでしょうが(そんなものはないという世情がつくづく嫌なことですが)、PC流に言えば分相応に行動しろです。あなたが今社会の中で占めている地位にふさわしい行動しろ。どれだけPCが猖獗極めようと何千年と積み上げられて生得されている日本人の心根までは変わりません。卑怯を許さぬ蔑む心根。これですね。

 

コメント
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