突出した行動。外交のリテラシー上、結構激しい非難なのだそうです。岸田さんがASEAN、G20の場で習さんの代わりに来ていた中国首相に向けての発言です。福島の原発事故処理水の海洋放出を受けての中国の日本からの水産物禁輸処置への非難です。もちろんその後、中国側から核汚染水と呼びながらの大反論がなされたそうですが、岸田さんよく言うたぞという色の報道が多かったですね。拳を振り上げたはいいけれど、そうだそうだと迎合するだろうと考えてた国々が黙ってるものですから「突出している」んですね結果として。表現として面白いですが、これをどう中国語に翻訳しているか。どういうニュアンスで伝わってるのか。興味ありますね。
北島やら有名どころのメダル選手を育てた平井さんが、パリ五輪のコーチ陣から外れるんだそうです。記事には、水連として代表活動などへの参加の自粛を求める決議を理事会で決定した、とあります。つまりクビ。もちろんあれこれの末の結果でしょうが、この決め方と言うか公式文言がいかにも日本的で笑いました。解任する、非職するではなくて、自粛を求めるです。あくまで本人が決めろと。それを平井さんが承認したという流れ。辞職か解雇かの違い。日本的ですねぇ。でも、こういう手順はやはり古いですね。平井さんという功労者だからという側面もありましょうが、平井さんももっとやり方があったでしょうにと、男同士の意地の張り合い体面の保ち合いです結局。とほほ。