真珠湾攻撃から80年ということで例年になくメディアは採り上げてます。昨日報道ステーションで見入りました。103歳の当時の攻撃員にインタビューしてました、大越さんです。当時に23歳、バリバリの飛行機乗りです。現在もご存命ということは、その後の歴戦をくぐってこられたということです。本人も話しておられましたが、戦争が長引くにつれて飛行機の性能も落ち、乗り手の質も落ちて(訓練が足らぬうちに実戦に遣られたということ)という環境下に、第一線に送られた名手でしょう。当時とて真珠湾攻撃に参加した人という名誉はついて回ってましたでしょうし、ご自分も自負はあったでしょう。ハワイへは行かれましたか?という質問には「行かない、行けない」と答えておられました。そこで命を落とした者への引け目のような気持ちを言うておられました。が、この言葉が沁みました。人をやれ(殺せ)という命令は受けたことがない。軍艦を撃て、軍事施設を撃てと言われただけだと。103歳とは思えぬ矍鑠さで明確に話されました。そうかぁ。こういう人の話を聞かにゃぁならぬなぁとしみじみ思いました。
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