柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

年越

2018-12-31 08:04:11 | Weblog
保守月刊誌の今月号はどれも中国叩きです。共産党叩き。ファーウェイ事件が素人に実態を(その一部を)晒したという図です、5Gがどうこう言われてもチンプンなのですが、こういう時に専門家達の見立ては勉強になります。へぇ~の連続です。中国の覇権主義はまさに驚異で、本気でアメリカを潰しにかかっている。陰謀論?と見紛うような話もありますが、よく言われる情報戦心理戦云々がそこここで繋がってくる感です。孔子学院の話は耳新しいですが一事が万事で、外国に居る中国人全員がスパイの役を担っているとの極端です。ペンス副大統領のあの大演説、中国相手にあれだけ具体的に非難したのは世紀の演説だとの評価もあるやにですが、トランプさんの対中強硬策はブラフでも何でもないと教えてくれて、朝日新聞を筆頭にした親中左巻き勢力の情報操作を抉ってくれてます。人権や公平平等、そして契約約束を守ることを共通の価値観と遵守して回っている(来た)世界にとってそれを破る連中には弱いというヒトの真理もつきつけられているともあります。そうですね、韓国の慰安婦や徴用工問題が端的ですが、他人の技術や情報の盗用、それにファーウェイが大きくかかわっていたというわけですが、などそんなことはしてはならぬ、したら罰せられるよという抑制抑止が利いて保たれている社会に住んでいる者には、平気で破られるとえ?何?となるわけです。これは私達下々にも一般的に当てはまることです、自分が強い、得意、他人より優れていると自負している所こそが一番の弱点だという逆説です。弁が立って会議では滔々と批判を繰り広げる奴は批判されると弱いのです。一度試してみられたらいい、他人の批判が得意な奴はされると弱いですよ。韓国最高裁の徴用工への判決に日本の誰もがエエ?何?と戸惑ったあれです。何が起こった?感です。パクスアメリカーナに抗ってきたのはソ連であり今中国。アメリカの力が群を抜いていた頃はそういう意見もあっていいかなと余裕でしたが、オバマが世界の警察官を降りると言い、シリア問題であの弱腰を見せてから一気にそのバランスが崩れて、中国のあからさまな覇権主義を抑えることができずにズルズル負けてきた経緯。一帯一路や南シナ海での明らかな無体強引さに目を引いておいて、裏で(こっちが表かも知れまでせんが)盗む盗む盗む。ううむ。ご一読を勧めます。特にWiLL、ソフトバンクが怪しいんだそうですよ。
 今年も一年お付き合いいただきました。衷心より感謝いたします。あれこれあったことでしたが、思い返せばはっきり覚えてないなぁ、です。母が亡くなりました、5人目の孫が生まれました。ああ、そうだったなぁ。医師会長になりました。ああ、そうそう。歳を重ねていく自分がここに居るだけで、昨日が終われば今日が来てまた明日に移っていく。服を着て脱ぐような感覚ですかね。年が明ければすぐに満で62歳です。十分に爺さんですし、それなりになって来たという感覚もありますが、頭よりも体の方が正直だという現実でもあります。皆さまにおかれましてはよいお年をお迎え下さいませ。明年もよろしくお付き合い下さい。
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