柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

悲喜

2018-12-05 08:26:17 | Weblog
師走の夏日。新聞の見出し通りなのですが、しかし昨日は当地も温いことでした。セーターなど着てられない。カーディガンも要らない。12月?こんなのでいいのか?いいも悪いもこれが現実ですけれど、地球温暖化なんて他人事の大きな話ではなくて、日本亜熱帯化です。四季の区別こそが悠久の日本文化の素地なのに・・とこっちも大きなこと考えてますけれど。
 ポケットベルの営業終了が報道されてました。私が医者になった頃(昭和58年)にはすでに出回っていて持たされてました。これはこれで強い拘束感をもたらすものでしたが、当初はこれを持つのが嬉しかったことも覚えてます。で、悪用も覚えて。退屈な会議の時に自分で鳴らすんです(そういうスイッチがついてました)、で堂々と退席する、そのまま逃げる。大学病院に居る頃は逃げればよかったのでしたが、関連病院に出てからはそうは行きません。飲みに出ていようが何してようが呼ばれれば逃げられませぬ。思い出しますねぇ、苦い経験を。TV見てるとすぐに携帯電話の時代に移ったように言いますが、いやいやポケベル時代は結構長かったですよね。自動車電話から始まって、戦場の無線のような肩に背負うタイプでやっと携帯型らしくなっていく、ピーピー呼ばれて公衆電話捜す時期が長かったですよ。それが今時は公衆電話使えない子供が多くいるそうで、時代の変遷ではあるのですが、ありますねぇあれこれ思い出がポケベルには。悲喜こもごも。
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