柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

勝負

2017-02-27 08:17:35 | Weblog
冬季アジア大会が札幌であって予想を上回るメダル数獲得、で来年の本番(冬季五輪)に向けてこりゃええぞとなっているようです。が、冬季のスポーツやる国がどれだけあるんです?アジアで。モンゴルやネパールくらいでしょう雪が降る国は、日中韓除けば。そこで勝っても・・と思うのですがねぇ。スキーやスケートの強豪は欧州勢です、こんな地方大会で勝った勝ったとやってもどうですかねぇ。スピードスケートの女子が強いと頻りに言います、小平とか高木美帆とか、前の五輪から出ている連中が強くなってるんですね。でも、オランダがいない。東ドイツがいない。小平さんは確かに何だか貫禄ですね。すぐ後にあったカナダの世界戦でも勝ってます。でもピークがここじゃぁ勿体ないなぁ。五輪で勝つには、したり顔で解説者がため息混じりに言うセリフ、素人にも耳タコの台詞、好調を合わせる運がないとという話です。今がピークじゃダメなんですよね。オランダや他国の強豪は来年に狙い定めてるんでしょうし。と、こっちもわかったように言ってますが。世界のレベルと言う話では昨日の東京マラソン。中継なかったのでニュースのダイジェスト見るばかりでしたが、男のトップは3分台、例によっての日本人トップは8分台。でも8分台で十分なのです日本のレベル。5分違うと2㎞弱の差、トラックで4周遅れ、大変。女子はと見ればトップは19分台、日本人トップは27分台、こちらはもっと開いて。19分台は野口が出してるんですかね、日本記録は彼女ですよねQちゃんじゃなくて。アフリカ勢に、あのマンガの主人公のような細い脚細身の体に勝てる筈もないのです。昔は勝ってた?瀬古や宗兄弟は強かったです、ショーターなどの白人相手にしてればよかったからです。アベベやマモウオルデとか昔も単発的に五輪で勝ったアフリカ人がいましたけれど、今は違いますよ、世界大会で勝てば金になるし有名になるし国がその気になって元々走る才能に長けた連中の選抜がやって来るんですから常に勝てません。人種的才能の差も大きいですけど分母も違いましょうし。中国を思い浮かべればいいことです。10何億人もいればとんでもないのがいますよそりゃ。その瀬古がマラソン強化のトップになったそうですが、そんなに話は簡単じゃないですわね。今回も叩き潰された結果ですけど、懲りずに負け続けるんでしょうねぇ。
コメント
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