柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

見解

2014-08-06 08:13:16 | Weblog
理研の笹井さん自殺です。これはまたさまざまな憶測を呼び、STAP騒動を闇に葬り、小保方さんを有利不利のどちらに押すのか、ですが、マスコミの常套です、叩いた後は掌返しです。こちらは後日。
 今朝も、というか今朝こそ、各紙朝刊読み比べてご覧になればいいです、こういう時に色の違いがくっきり出ます。昨日の朝日新聞の「告白」文はここで書きましたように、「初版から32年後の訂正」(読売)だったことで、いわば歴史的なものでした。朝日は今朝の紙面でも多くを割き、嘘だったけれど云々カンヌンとすり替え言い訳に躍起です。5人の論者に寄稿させていますが、秦郁彦さん、有名な「従軍慰安婦はいなかった」論者です、だけが反対論者、後の四人はお仲間達です。うち一人は吉見義明さんという保守論壇ではこの問題については蛇蠍のように諸悪の根源のように非難される学者です、はじめて尊顔を拝しましたが、この人も見事に論点すり替えて論じてます。この記事は女性が慰安婦にさせられた強制性に本質があることを明確にした、と。ああこりゃ凄いや。あれだけ撒き散らした証言とやらが嘘だったと御本尊がやっと認めたというのに。読売と産経は一面に載せ、さらに社説で叩きます。毎日(朝日のお仲間です)は、それなりに広いスペースで扱ってますが、まるで他人事です。私たちはこう報道してきた、嘘と知って載せたのではありませんとたらたらと言い訳して、ここも朝日と同じように、日韓問題はどうなる?なんてすり替えてます。こういう報道が日韓日中問題を惹起したのというのに。一番のお仲間の中国新聞と日経新聞に至っては片隅のベタ記事です、朝日新聞が昨日これこれの記事を載せました、だけです。TVに至っては丸無視です。NHKは9時のニュースで、朝日は古館の番組で完全にスルーです。両番組とも新聞ネタもよく採り上げているのに、全くの無視です。古館の隣には朝日新聞の解説委員が座っているのに。偏向してますわ、見事です。次号の月刊誌が楽しみですし、差し当たっては今週の週刊誌ですね。河野談話の根拠がどんどん崩れていきます。こっちが変更しなくても勝手に潰れますかね。ま、そんなうまくはいかないでしょうが、しかしそれにつけても今回の朝日の告白はどういう心境の変化だったんでしょうか。どういう遠謀深慮の末なのでしょうか。これも面白いことですが。
コメント
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