柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

食傷

2013-02-11 09:31:05 | Weblog
中国春節で爆竹焚きまくってPM2.5が測定不能のレベルまで上がったと記事です。ホンマかいな。いかな白髪三千丈の国でも爆竹少々鳴らしたところで大気汚染するほどのことになるわけがないでしょうにね。当局は自粛せよと通達したそうですが、誰も聞かなかったそうです。日本で言えばどんど焼きやめろと言うが如しですか。もっとも日本ならダイオキシンがどうのこうので役人達が本気になって、こっちもそんなにしてまでやらんでもええわいとやめてしまうでしょうけれど。ここにも国民性の差です。
 女子柔道騒ぎ、山口香JOC理事のインタビューが一気に出てます。この人が黒幕です、言葉は悪いですが良くも悪くも選手達を焚きつけた。もちろん悪者ではないです、本人ももちろんそんなつもりはありません、正義の味方です。スピードスケートのメダリスト橋本聖子議員も味方になってくれないという背景だったそうです、匿名で訴えるな実名出せと言うた人ですから。全柔連やJOCはこのまま押されっ放しじゃないでしょう、全柔連に女理事がいないとかそういう形式的なところは言うこと聞いて、この人を外す。山下泰裕も谷亮子も有名どころが誰も暴力は知らない見たこともないと否定して黙ってますからね。彼女はきっとJOCに潰されます、代わりは谷議員様ですか、もちろんそれも覚悟の上でしょうが。それにしても嘉納治五郎のモットーとやらを額縁から引っ張り出す、講道館柔道を持ち上げるってのはアナログに過ぎませんかと。基本に戻れ、原点に戻れは大事なマニュアルですが、講道館柔道ってのは今の競技柔道(まるで商業演劇を軽蔑する演劇論のようですが)と違うんですよね。日本が柔道弱くなった(メダル獲れなくなった)のはルールがどんどん変わっていったから、外人に有利になっていったから、レスリングに仕様になっていったからなんてよく言い訳聞きますね、グローバル化ってのはそういうことだとやっとわかったか?レベルの幼稚なことなのですが、ならば日本だけで本家講道館柔道を守ればいいじゃないですか、競技柔道と袂を分かって。それもできずに、IOCの委員に日本人が選ばれないからこうなっていったなんて全く枝葉末葉の些事に理由をかぶせてぶつぶつ言ってる、山下泰裕が委員選挙に落ちたって何年か前に記事にありましたっけ。競技柔道やってる限り勝利至上ですよ、金メダル至上ですわ園田とっちゃん坊や前監督が不平言ってたように。メダル獲れないのを一番に大叩きするのがマスコミです、そのマスコミが今正義の味方ぶってるんですから。嘉納治五郎持ち出すならスポーツ柔道と一線画すべきです、剣道協会(全剣連ですかね)がオリンピック種目に申請しないのに倣って。どっちもやろうってのがそもそも間違いです。精神論重視の、道を知り人間形成を目的とするための手段としての柔術ならばその方向です。勝ち負けやるならそっちです。その辺りの合理性は欧米には敵いませんよ。でもそういう合理性(勝つためのプログラム以外を排除する、他を切り捨てるという心根です。別にそれが理に合ってるわけじゃありません。単に文化、国民性の違いです。日本人はとかく行為や動作を道徳礼儀節度といった生き方精神論に結びつけるわけです。それが理に背いているわけじゃありません。合理的とは唯物的という意味です。理がどうのこうのではありません)の土俵で闘うなら生身の人間を機械のように見立てるプログラムが必要であるわけです。その論に従えば殴って蹴っては全く無意味無益でしょう。気持ちで動かそうなんて・・の世界ですから唯物論的競技論。そう行くならそう行けばいいんです。そう決めたらもう嘉納何とかの名前は出さぬことです。別モノですから。できないでしょうねきっと。なぜなら皆日本人だからです。山口理事が撥き出されて(干されて)、15人が代表選考から外れて、全柔連やJOCの理事に一人二人女が増えて、それで終わりです。その頃にはマスコミの知らん顔してましょうから、我々には知らされぬうちに。貴ノ花が相撲界を改革できないように、山下泰裕も頭になれぬのでしょう。そんなことです、どこの業界も。だから男じゃなくて女を、となりますが、谷亮子や橋本聖子見ていればわかるように一旦組織に取り込まれれば(先生と呼ばれるようになれば)連中は男です、男の思考しかできません。そんなことです。この騒ぎももうすぐやみます。マスコミがそろそろ飽きてきますから。
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