柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

比較

2013-02-04 08:22:55 | Weblog
北京の大気汚染、日本にも影響があるだろうから持病のある人は注意しろとマスコミです。もちろん、困ったもんだ、いいかげんにしろよ、ちゃんと対策しろよ、ったく後進国が!というニュアンスです。いやいや、人のことは言えないわけです、あの放射線禍はこっちが責任です。天唾とはこのことです。未だに撒き散らかしている現実、あれだけ海に流し捨てた(捨ててる)現実。薄まるからいいという言い訳は通じないことです。対応できてないという点では向こうさんと全く一緒ですから。そしてこの比較です、北京に一日滞在するとタバコ21本吸ったのと同じ状態になると。煙草吸わない人はとんでもないこと!なのでしょうが、ヘビースモーカーに言わせたら、なんや?でしょう。あれだけ視界が悪いほど曇っててそんなもん?でしょうか。日本でも光化学スモッグという大気汚染が公害被害喧しい時よく話題になりましたね、四日市のが有名でした。あれとどう違うんでしょうか。そういう比較をしなさいよ、というのが一点。公害、古くは足尾銅山、水俣病、イタイイタイ病、光化学スモッグ等々は工業発展経済発展過程の副産物だという捉え方があります、日本が何十年か前に通ってきた道を中国やアジア諸国が追いかけてきているのです。そういうことを謗るはこれも天唾モノです。タバコ21本分というのはどういう比較だ?が二点目。PMなんとかという微粒物質の量でしょうか。そうでしょうね、単なる割り算で。でもそんな小さなゴミは私の回りにあなたの周りに大量に漂ってるわけですね。もちろん量の問題なのですが、あの煙った景色の本当の原因は何なのか、それを解明できてるんでしょうかね。こんな小さい粒子にばかり原因をおっかぶせるのはまたまたすり替えじゃないんでしょうかね。そんな穿ちをしてしまいます。タバコ何本分なんて陳腐な比較に過ぎますから余計に。
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