柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

評価

2009-09-25 08:04:59 | Weblog
今年はとんと野球の話題を上げませんでした、ひとえに阪神が失速していたからですが、巨人が三連覇したこと、これはあのON時代の九連覇以来のことらしいです、これは評価せねばならぬと思います。私はアンチ巨人、アンチ原です(東海大相模時代からイケスカン奴です・・すみません、単に私が嫌いなだけです)、そういう背景を理解していただいて、お願いします。巨人ファンは巨人ファン、アンチ巨人も巨人ファンという心理探索はここでは措いてください。一時あれだけ他チームの四番とエースを金にあかせて引っこ抜いてきて、それでも結果が出ずに大ブーイングを浴びて来たにもかかわらず、今や生え抜きの若い衆で堂々と勝つチームに変身しています。亀井?坂本?山口?誰?そういう連中で勝っていく。余所から来た四番たちもうかうかしてられない状態なんでしょうね、小笠原とラミレスだけ(この二人で十分ではありますがね)です、谷もすっかり控え選手です。ピッチャーも色々居たのに、結局生え抜きの若い連中に押しやられてます、グライなんとかとクルーンが目立つだけですか。結果論では何とでも言えるのですが、原がこういう状態を見越しての若手起用だったのかどうか。だったんでしょうね。皮肉にも四番狩りエース狩りはあの不可侵長島が始めた事、原も堀内も言うこと聞くしかなくて、広沢の江藤のと役に立たぬ看板を使い続けて。でもこれは誰もが認めることでしょうが、原が清原と元木、後藤斬ってからがらりと流れが変わりましたね。その後仁志、清水、二岡と斬って蓋をすっかり取り除く。生きのいいのがどんどん出てくる。上手く回り始めると・・という事なんですが、これだけ主力(と目されている連中)を切るのは中々のことですよ。それでも余所のチームをクビになった有名どころをちょいちょいつまみ食いしてはいますが、要らぬとならば非情なこと。あるいは新聞にも書いてありましたが、原という男、川上哲治に並ぶタマなのかもしれません。ここは認めてやらねばなりますまい。昔の強い時代の広島のような勢いですか。山本浩二、衣笠のまわりに強い雑草たちが生い茂るイメージ。暫く巨人の時代なんでしょうね、世代交代の見本なのでしょう。
 鳩山さん国連デビュー、外国記者の感想もなかなかの様子です。英語で必死に原稿読んでる姿も好感持てましたか、麻生さんのネイティブ気取りじゃなくて。核廃絶を大真面目に訴える。これこそ自民党ができなかったことですが、もちろん東西拮抗の世界でなくなったこと、アメリカの核の傘の重要性が低くなったことなどなど評論家に言わせれば山と理由が並ぶのでしょうが、これぞ政権交代をアピールするいい題材でしたね。アメリカに遠慮して被爆国、加害国の関係をどうしても逆転できなかったところ、だから被爆国の日本は核を廃絶したい!との「青年の志」的演説が響くのでしょうか。いいんじゃないですか。くどいですがつくりの派手な、側にいる夫人がどうにも目に障りますが。
コメント (2)
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