Bogor発:ボゴール農業研究所(IPB)の漁業海洋科学の教授は、海藻は食料以外にバイオエネルギーの潜在的な供給源であると語った。(4月28日ANTARANEWS)
Joko Santoso教授は金曜日、海藻はインドネシアで容易に入手でき、高炭水化物を含み、容易に分解されるリグニン含量はないと付け加えた。
インドネシアは世界最大の海藻生産者である。 食品加工品として海外で利用される海藻生産量の大半は輸出されている。
生鮮食品の加工工場からの海藻廃棄物や非食用の海藻は、バイオ燃料として利用できると同教授は、海藻をバイオエネルギーの源泉に加えることはエネルギー分野における新たな発見であると述べた。
彼は、バイオエネルギーの市場における競争が激化している中で、この新しい発見が使用される可能性があると述べた。 インドネシアは海藻の栽培に広い海があるため、養殖場所の縮小の問題はない。
「自分は政府に対して、必要な施設を提供する規制機関としての地位を維持し、民間部門に海藻ベースのエネルギー産業の発展をさせることを提案する」と述べた。
彼は、インドネシアの熱帯性の海では、高バイオマスで年間を通して海藻が生育できると語った。 2015年には1,080万トンの海藻が生産され、世界の総生産量28.5百万トンの38.5%になるという。
「インドネシアは世界の海藻輸出総額の20%に寄与し、世界の海藻輸出国の中で中国に次ぐ第2位になった」と同氏は語った。
インドネシアの熱帯海藻は、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、ナトリウム(Ja)、カリウム(K)、鉄(Fe)および亜鉛(Zn)のマクロおよびマイクロミネラルの栄養分が豊富である。「インドネシアの海草は、野菜や果物などの土地で作った食糧作物とは異なり、食用繊維が豊富であることは独特である」と教授は述べた。
インドネシアは乾燥した海藻だけを輸出することができたと付け加え、海藻加工産業の発展を促進しなければならないと付言。
Joko教授の研究によると、海草はカテキン、フェノール、フラボノイド、タンニン、クロロフィルa、クロロフィルbの色素、カロチンの化合物を含んでいることが明らかになった。「これらの化合物は、抗酸化物質、抗菌剤、抗炎症および抗増殖剤としての生物学的機能を有する」と彼は述べた。