ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

(予想できたこととはいえ)事態の急展開に、マスコミも対応しきれていない(追記あり:ついに旅券返納命令が出た→さらなる追記:旅券が失効になった)

2023-03-17 00:00:00 | あまりに初歩的なところから粗雑すぎる

予想のついた話ですが・・・。記事を。

ガーシー元議員に逮捕状 著名人ら脅迫などの疑い 警視庁
2023年3月16日 17時59分 

15日に「除名」処分となったガーシー元参議院議員について、警視庁は、動画投稿サイトを通じて著名人などを繰り返し脅迫したなどとして、暴力行為等処罰法違反の常習的脅迫などの疑いで逮捕状を取りました。
ガーシー元議員は海外で滞在を続けていて、警視庁は、パスポートの返納命令も外務省に要請することにしています。

逮捕状が出たのは、政治家女子48党の参議院議員だった、ガーシー、本名・東谷義和容疑者(51)です。

UAE=アラブ首長国連邦に滞在しているとして国会への欠席を続け、懲罰処分の「議場での陳謝」にも応じなかったガーシー元参議院議員は、15日の参議院本会議で除名され、議員の資格を失いました。

ガーシー元議員をめぐっては、インターネットの動画投稿サイトで著名人や実業家を脅したり中傷したりしたとして、脅迫や名誉毀損などの容疑で刑事告訴されていて、警視庁は去年12月以降、任意の事情聴取を要請してきたほか、ことし1月には、動画投稿サイトで得た収入を管理している会社の関係先を捜索するなど捜査を進めてきました。

しかし、ガーシー元議員はこれまで事情聴取の要請に1度も応じておらず、警視庁が、著名人などを繰り返し脅迫したり中傷したりしたとして、暴力行為等処罰法違反の常習的脅迫などの疑いで逮捕状を取ったことが、捜査関係者への取材で分かりました。

捜査を進めるためには逮捕の必要があると判断したものとみられます。

また、一部の動画制作や編集に関わったとして、知人の40代の会社経営者の逮捕状も取ったということです。

警視庁は、警察庁を通じてパスポートの返納命令を外務省に要請するほか、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配することにしていて、ガーシー元議員が帰国しだい逮捕する方針です。

(中略)

今後の捜査は
警視庁は、逮捕状を取ったあとも元議員が海外にとどまることが想定され、帰国の見通しが立たないことなどから、警察庁を通じてパスポートの返納命令を外務省に要請する方針です。

通常、外務省が返納命令を出した場合、一定期間が過ぎるとパスポートは失効し、海外に不法に滞在している状態となって、ビザの延長などができなくなります。

警視庁は、相手国や現地当局の協力を得るなどして、ガーシー元議員の強制送還などにつなげ、日本に帰国した段階で逮捕したい考えです。

さらに、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配することにしていて、さまざまな手続きを取りながら捜査を進める方針です。

(後略)

この記事執筆時点で、昨日までは、「議員→元議員」、本日(16日)は、「元議員→容疑者」ですか(苦笑)。いや、ガーシー(東谷義和)なんかを立候補させたり議員にしたりすること自体が、「正気の沙汰じゃない」「キチガイ沙汰にもほどがある」というレベルかと思いますが、いちおう不逮捕特権がなくなった時点で、即刻逮捕状請求、裁判所も即刻発布ですか。まあほんと恥にもほどがある、お話にもならないとはこのことじゃないですか。どんだけキチガイと紙一重なのか。ガーシーがきわめて悪質な野郎であることはわかりきっていた話であり、こんなクズ野郎を議員にするなんて、世も末、ご当人も、擁立した人間も、投票した野郎も、恥を知れです。

記事にもあるように、旅券返納命令が出て、日本帰国になるのか。ここは私も事態の推移をみていきます。

ところで私が苦笑したの記事のスクリーンショットを。

>ガーシーこと東谷義和氏容疑者

(苦笑)

>一方ガーシー元容疑者

(苦笑)。あれ、ガーシーって、もう「元容疑者」なの?

こういうのを見ていると、もちろんFNNも、逮捕状請求は時間の問題という認識でいたのでしょうが、大慌てで記事を書いたのか、呼称のミスがはなはだしいですね。きっちりとした確認もせずに記事にしたのでしょう。私の見たところ、だいたい昨日(16日)の13時(午後1時)に、警視庁がガーシーへの逮捕状を請求した旨の報道がネットでは流れたと思いますので、これは15時過ぎの記事ですから、そのあたりこの記事の題名にもありますように、呼称の変化に大わらわだったのでしょう。こういったミスはいただけませんが、これもつまりはガーシーをめぐる一連の騒動が、まともなものでない非常識極まりないものであったということの一例です。まったくどうしようもないものです。

3月23日追記:ついに外務省が旅券返納命令を出しましたね。

ガーシーも海外に亡命みたいなことをしようとするのか。いろいろ興味深いところです。

2023年4月13日の追記:旅券が失効になりましたね。官報がこちら。下にスクリーンショットを。

旅券番号と旅券発行年月日が一致します。記事を。

ガーシー容疑者の旅券失効 海外滞在中、紛失届受理―外務省
2023年04月13日11時38分

 警視庁が暴力行為法違反(常習的脅迫)の疑いなどで逮捕状を取った前参院議員ガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)の旅券が失効したことが13日分かった。失効は12日付で、同容疑者が滞在先のドバイの日本総領事館に旅券の紛失届を提出したためという。
ガーシー容疑者のSNS凍結要請 逮捕状取得後も配信―警視庁

 関係者によると、東谷容疑者は今後、不法滞在状態となり、強制退去処分を受ける可能性がある。

パスポートが失効になっても強制送還となるかはわかりませんが、ここはいろいろなことが総合されて事態が定まるのでしょう。ここは私も見守っていきます。

コメント
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