ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

2019年初ワインはヴィオニエ@サンタ・バーバラ

2019-01-03 17:40:29 | ワイン&酒
2019年初ワインは、サンタ・バーバラのヴィオニエ



ampelos Viognier 2016 (USA, CA, Santa Barbara County)

米カリフォルニア州のサンタバーバラにあるアンペロス・セラーズ(ampelos cellars)バイオダイナミクスで栽培するヴィオニエからつくられています。
アルコール度数は13.3%。

ヴィオニエというと、フランスのローヌが有名ですよね。
サンタ・バーバラでも珍しい品種ではなく、私がサンタ・バーバラを訪問した約10年前でも、色々なワイナリーがクオリティの高いヴィオニエのワインをつくっていました。




さて、このアンペロスのヴィオニエですが、香りは繊細で控えめながら、果実の味わいが濃いです。
果実味は、最初は素直でやさしいんですが、口の中でじわじわとフルーツ感が増幅し、あれ?こんなに濃くなるの?という軽い驚きがありました。
その果実味とともに、骨格のしっかりとしたジューシーな酸が滲み出してきて、心地よい余韻へと誘ってくれます。

わお、こう来たか~




ちょうど手づくりした「田作り」(クルミ入り)があったので、つまみながら飲むと、これは合う~

カマボコも花豆の煮豆もOKでしたが、数の子はさすがに厳しかった…
でも、お正月の料理に合うはず、と思って開けて大正解



アンペロスのワインとは、ちょうど半年ほど前に訪問した京都のワインショップ
「MOE'S FINE WINES JAPAN」(モーズ ファイン ワイン ジャパン)で出合いました。

この時に試飲し、「おいしい」「癒される」って思った生産者なんです。

このワインからスタートできた2019年は、肩の力を抜いてやっていけそうかも?



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