熱中症などの水分補給に「経口補水液」が有効、というのは、多くの人がご存じかと思います。
この経口補水液、私はスポーツドリンク的なものだと思っていました。
が、初めて飲む機会があり、実際に飲んでみて、えっ!?と驚いたことがありました。
経口補水液はドラッグストアなどで売られているので、よく目にします。
テレビCMでも流れていますので、どんなものかわかった気でいました。
約1年半前、膝の半月板手術を受けるために入院した際、病院からの持ち物指定として経口補水液がありました。
手術の前日夜9時から手術当日の朝までに1リットル飲むように指示されていたので、500mlのペットボトル入り経口補水液(ドラッグで買った大塚製薬の「OS-1」)を2本持参しました。
この時は、単にスポーツドリンク的なものとしか思っていなかったので、夜から翌朝に1リットルも飲むだなんて、夜中のトイレが心配でした。
普通にスポーツドリンクを1リットルも飲めば、そのまま排出されてしまいそうですよね?
ところが、夜9時から翌朝9時までに1リットルの経口補水液を飲んだにもかかわらず(一気飲みではなく、何回かに分けて飲みましたが)、まったくトイレに影響なし。これには驚きました。
つまり、経口補水液は膀胱から排出されず、水分を体内にしっかりとどめてくれる飲み物だったんです!
脱水症など、体内に水分を必要とする人が経口補水液を飲めばいいのが理解できました。
経口補水液はスポーツドリンクよりもお値段が高いのが疑問でしたが、水分補給という使命を持つからこそ、なんですね。
商品自体は知っていても、実際に飲んでみないとわからないことってあるなぁと思いました。
ちなみに、私が飲んだ「OS-1」は、食品病者用食品です。
食品病者用食品とは、特別用途食品のうちで特定の疾病のための食事療法上の期待できる効果の根拠が医学的、栄養学的に明らかにされている食品として消費者庁が許可したものだそうです
コロナワクチン接種にあたり、接種の前後で水分補給すると副反応が起きにくい?といわれているようですが、経口補水液も効果的なのでは?
ビールは水分補給には役に立ちません(笑)
むしろ、NGです