お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

ALSのKさんを想う

2007年01月19日 | ほっとすぺーす
 以前にもブログに書きましたが、ほっとすぺーすに昨年の春からKさんが、ときどき来室していました。

 Kさんは私より若いのに、その頃から杖をついて歩いていました。聞くと、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に罹ってしまったとのことでした。

 まだ発病して一年もたたないのに、どんどん病状が進んで会社もやめざるを得なかった、今の医学では不治の病であるため、やがてはどの筋肉も動かなくなり、ついには呼吸もできなくなって死に至るというのを伺って、私たちは唖然とするばかりでした。

 それでも、週に一度はやってきて、元気な頃の話、登山・写真・マラソン・日舞、世界を飛び回って、どれにも素晴らしい活躍をされたことを話してくれました。
(すてきな写真はほっとすぺーすに三枚飾ってあります)

 そのうち、一人では来れなくなってボランティアさんと数回見えましたが、昨年の秋頃から来室がぱったり途絶えてしまいました。
「どうしたのかしら?」
 私たちは、折に触れ案じていました。クリスマスにはリースやカードを届けましたが何の応答も無いのでドアにかけてきました。

 今日、2月のチラシとパンフレットを届けに行ったスタッフが「郵便受けにチラシがいっぱいつまってた」というので、心配になり電話しました。

 息子さんから、Kさんが昨年11月に入院してたことを知らされ、びっくりしました。胸が苦しいというので救急車で運ばれ、そのまま入院したというのです。私たちはお見舞いに行く相談をしました。

 そんな折もおり、今夕方のテレビ10チャンネルでALSが取り上げられ、患者さん達の闘病の様子が報道されました。人工呼吸器をつけ、胃に穴を開けて栄養剤を入れるなど、本人も、支える家族も本当に大変そうでした。

 全国に7000人余の患者さんがいるそうですが、早く治療法が見つからないものでしょうか。

 Kさんが闘病生活の中から平安を見出せますように。

 

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1 コメント

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ALSについて (4nekomama)
2007-01-20 10:02:49
私も10チャンネルの『ALS』の特集を見ました。
そしてインターネットでもALS患者のご家族のブログなども読みました。早く治療方法が見つかって欲しいと願っています。テレビで最近よく『難病』について放送しています。健康のありがたさといつ自分がなるかもしれないと思うととても怖いです。
私もお気楽さんと同じですが Kさんが闘病生活の中から平安を見出せますようにとお祈りしています。
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