31日土曜日、友人と横浜のM教会で開かれた天皇制問題を考える会に参加しようと駅を出ると、割れんばかりの大音響でがなり立てる右翼と思われる街宣車が二台通った!
勿論集会に反対し、妨害するためだ!マイクの音は割れて何を言ってるのか殆ど分からなかったが、時折「キリスト」という言葉は聞き取れた。教会の近くまで行くと、街宣車の一台が止まっていた。集会の主催団体の人10人くらいが車の前に立ちはだかって阻止していたのだ。
阻止された街宣車側は更に声を張り上げて抗議していたが、阻止側は静かに対峙していた。「大変だなあ」と思いつつ会場に入ると、ほぼ会堂は一杯になっていた。
集会が始まってしばらくすると、今度は会場から離れたところでガアガアがなり立てていたが、遠いのでアレと思っていたら、どうやら警察が来てくれたらしい。集会が終わる前に一足先に外に出ると、会場近くに警察車両が停車して、警察官が警備してくれていた。遠巻きにしている街宣車は相変わらず大音響なので、近所の方は良い迷惑を被っている。だから、こういう妨害活動をして、会場を借りられないようにしているんだろうなと思うと背筋が寒くなる。
昔、日教組の教研集会も会場の確保に苦労していた事を思い出した。
乗換駅の町田に来ると、またまた駅前が騒がしい!え、今度は何が起きてるんだろうと近寄っていくと・・・
これまた大音響で、その内容はただの一言も聞き取れなかったが、どうやら「日本第一党」の人が何かを主張していたようだ。それを囲むように半円形で大勢の警察官が並んでいた。そしてさらにそれを囲むように「ヘイトスピーチ許さない」「ヘイトは社会の敵」などの横断幕や、プラカードを持った人たちが囲むという、三重構造になっていた。しかしそれを立ち止まって見ている人は少なくて、大半の人は通り過ぎていくだけに見えた。
この関心のなさって・・・・それも恐い!