お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

読書会とTHE BIG ISSUE

2014年12月01日 | 社会

  礼拝後の読書会

  クリスマス前で忙しい教会は、礼拝後も会合だらけで、有志の集まりである読書会は参加者が少ない。でも、初めて教会にいらっしゃった女性Yさんが米国アトランタからというので、今回の本「(株)貧困大国アメリカ」の現実の様子を聞けると思いお誘いしたところ、即OK。

 6人で会を開いた。アトランタで11年暮らしたYさんは、私が話した本の内容にはとても興味を示されたけれど、(Yさんは大学で会計学を学んで帰国された)さほど実感はしなかったよう。 

 Yさんが米国で一番驚いたのは、学生達の政治に対する関心がとても強く、学内でよく議論を交わすことだそうだ。日本ではどうだろうか?

 次回から取り上げる本は、またマイケル・サンデル教授が登場!「それをお金で買いますか」に決定。ところが意外!Yさんはサンデルを知らないという。本国より日本での人気が高いという事かしら・・・

                       

 帰りに新宿で降りたらTHE BIG ISSUEを売っていたので、久しぶりに購入。

 昨日の朝日新聞に自閉症の男性、東田直樹さんの著書「自閉症の僕が跳びはねる理由」が世界28カ国で読まれている、しかもベストセラー!と、一面に大きく取り上げられていたのを見たとき、『どこかでこの名前を見たなア、あっ、ビッグイシューだ、』と思い出したので、確認の意味もあって購入。

 やはり、そうだった。「自閉症の僕が生きていく風景」というコラムだ。前から、自閉症なのにどうしてこんなにしっかりした文章が書けるのだろうと思っていたが、記事を読んでやっとわかった。自閉症の子ども達には何人も接していたのに、何もわかっていなかったんだなあと思い知らされた。

 昔、「自閉症だったわたしへ」というドナウイリアムズの本を読んだことがあるが、あの人は例外的な存在だろうと思っていた。東田さんの本を読んでみたいと思う。