お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

訪問者の話を聞く

2011年07月27日 | ほっとすぺーす
 今日、若い女性(30代前半)がほっとにやってきた。
 話を聞いて欲しいとのことで、一時間あまり話を聞く・・・彼女の本音は何だったのか・・・今も考えているが、よく分からない。


 親元を離れて一人暮らし。親の意のままに、高専を出て、IT関係の専門学校を出て、就職した。しかし、自分には向かないとやめて、それから10年、ずっとフリーター。所持金はあと一ヶ月生活するのがやっとというところまで追いつめられている。

 何をしたいかって?・・・希望はファッション関係の仕事だけど、そういう仕事にありつけない。今は、三つの派遣会社に登録しているが、全然仕事は来ないし、来ても面接に行く交通費も出ない。

 家賃?・・・親にそれだけは出して貰っている。家賃は7万以上。お金がないことが不安で、夜も眠れないことがある。とりあえず、何でもやる気はあるけど、今、仕事に就けたとしてもお金が入ってくるのは一ヶ月後なので、それを考えると・・・

 福祉事務所?・・・行ってみたけど余りちゃんと話を聞いて貰えない。親?・・・一緒にいると苦しくて、薬の量が増えるだけ。友だち?・・・昔も今も、いない。恋人?・・・いるようないないような。とにかく相談できる人はいない。

 ご飯を食べていかないかって?・・・いいです。好きなものしか食べたくないので。
 そういって帰っていった。いよいよとなったら、ネットカフェ難民になると言って。


 本当に困ったときは泊めてあげるからまたいらっしゃいとは言ったが、どこか彼女の生き方に共感を感じられない部分も残って、複雑な心境だ。
 彼女は何を求めていたのだろうか?

選ばれるかな?

2011年07月27日 | ほっとすぺーす

 昨日、スタッフのKさんと、新横浜にあるパルシステム神奈川ゆめコープの事務所に行って来ました。

 2011年度の「市民活動応援プログラム」に応募し、一次選考通過後の面接を受けるためです。

 今まで、「ほっとすぺーす麻生」は援助を受けたことはありません。時々「援助は受けないの?」と聞かれますが、私が面倒くさがり屋(援助を受けると報告やら何やら、大変!)なので、これまでさけてきました。

 しかし、Kさんの「みんなで映画や学習会用のDVDを見るために、プロジェクターが絶対必要!」という言葉におされて、では申請してみようかということに。

 でも、自治体などの支援は設備、機材などは援助の対象外というのがほとんどで、応募しようにも応募先が見つかりませんでした。そんなとき、Kさんがパルシステムを見つけてきたのです!・・・・あらら、私は数年来のパルシステム会員なのに、知らなかった!

 さて会場に着くと、パルの担当者(男女)から、色々質問を受けました。質問と言っても、私達の活動に好意と関心を寄せてくださり、終始和やかな雰囲気の中でのやりとりで、とても気分が良かったです。

 帰り道「あの感触なら、OKかもね」と。・・・しかし、審査は後日で、発表は9月です。

 援助金がいただけたら、プロジェクターとスクリーンを買いますが、ホントはほっとに宿泊する人のためにテレビも欲しいです。(今までは、パソコンの中のテレビで代用してましたが、この地デジ化で、見られなくなってしまいましたから)