お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

「お話と賛美の会」

2011年07月23日 | その他

 21日は、忙しい日でした!

 午前中はシェイプ体操に参加して汗を流し、昼食後すぐに教会の「お話と賛美の会」に参加。その後、ステップハウスの宿泊ボランティアへ、という目まぐるしさ。  

 でも、この日は爽やかで、天然クーラーの中にいるみたいでしたね!( ずっと続いて欲しい)

 「お話と賛美の会」というのは、うちの教会の恒例行事で、毎年平日に行われます。この日は、教会員で精神科医のFさんが「認知症と介護における信仰」をテーマに語って下さいました。

 前半は「認知症」についての医学的解説で、私の認識の範囲内でした。しかし、後半は「全ての人はやがて死ぬのに、なぜ医療や介護が必要なのか?」というお話だったので、耳をそばだてて聞きました。

 その中で、40代で認知症になったオーストラリアの女性、クリスティン・ボーデンさんの話が興味深いものでした。彼女は政府の高官として働いていたのですが、認知症(アルツハイマー)になり、どんどん自分が自分でなくなっていく恐怖を味わいつつも、しかし、自分の心は変わらないと、患者でありながら内面を語りました。

  私は、昔読んだ本「自閉症だった私へ」のドナ・ウイリアムズを思い出しました。彼女も自閉症当事者だったのですが、自分の内面を客観的に語った人です。

 二人に共通しているのは感情面の豊かさは損なわれないということでしょうか。他人にはそうは見えなくても・・・

 結論・・・患者は神へと近づいていくし、介護者も天国に送るという役目がある

「すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっているのです。」(聖書)

                    

 お話のあとは、同じく教会員の若手音楽家、鈴木優人さんの素敵なオルガン演奏でした。

 曲はハイドンの自動時計のための音楽よりと、バッハの「キリストよ、汝真昼の光」で、対照的な音楽を楽しませて貰いました。(頭のぼさぼさが気になる!と、写真を見た彼はぼやいていましたが)

 参加者は約90名。

 

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする