拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

カラータイマー

2022-12-05 10:13:23 | 日記

人が作ったモノを食べて「おいしい」。それに対して作った人が「うれしい」。韻を踏んでいる。

「うれしい」と言えば、議員に当選した人が「ばんざい」と言って喜ぶのが不思議である。普通、大仕事が待っていればはしゃがないだろう(クロアチア戦を前にした日本代表は戦いの前に「ばんざい」とは言わないだろう)。だが、「なぜ?」と聞くのは無駄である。「国民・市民のために身を粉にして働くことがうれしい」と言うに決まってるからである。それがホントならありがたいのだが。因みに、「ばんざい」も好かないが、左手を腰にあてて右手を突き出す「がんばろー」もワンパターンで野蛮できらいである。資格予備校の講師はよくこのポーズをとらされるが、私は幸いにしてやらされたことはない。

実は、私は、寅マンである(スーパーマンの出来損ないがパーマンであるごとく、ウルトラマンの出来損ないはトラマン=寅マンである。漢字の「寅」を使ったのはお酒が好きだから。だが、最近、家飲みは控え気味。昨日も飲まなかった。これが心身トータルでプラスかマイナスかは今後明らかになるだろう。少なくとも、最近は好調である)。寅マンだから胸にカラータイマーがあり、エネルギーが足りてるときは青色だが、

足りなくなると赤になる。

ウソである。因みに、嘘つきは泥棒の始まりと言うが、もし、人間がウソをつけない生き物なら、議員に当選して万歳を叫ぶ人が万歳の理由を聞かれたら「名誉と利権と乗車パスを手にしたから」と言うだろう。なお、私の周りには正直者であふれているから、音楽をする私のメンタルは常に崩壊寸前である。じゃあ、カラータイマーじゃなければ何か?というと、ヒーター付きベストの電源ボタン兼温度調節ボタンであった(「強」が秋、「中」が白、「弱」が青)。この冬(そう、もう立派な冬である)、コタツを出したが、暖房はまだ使ってない。理由は、政府の節電要請に応えるためと、自らの生活防衛のためである(高騰する電気代対策である)。その場合、猫はコタツで丸くなる♪からいいが、私はどうやって寒さを乗り越えようか?考えた末に、上はヒーター付きベスト、下はダウンパンツという案が固まり実行に移したのである。これで万全のはずであった。結果はどうか?さ、寒い。ベストは思ったほど暖かくない。しかも、モバイルバッテリーが「強」だと4時間で底をつき、充電に一晩かかる。ダウンパンツも買ったばかりでまだ膨らんでないせいか効果を感じられない。アラジンのトースターは買って大正解だったが、防寒グッズの方は現在のところ期待外れである。

しかし、もっと寒い思いをしているのはベランダのバジル。ほぼ収穫を終えたのだが、寒いなかどのくらいがんばるのか実験しようと思って数本だけ残している(バジルは一年草というが、暖かい地域では冬を越すという)。

いまのところ元気である。それどころか、収穫を終えた株の茎から新芽が出てきた。

上の方の話に戻る。左手を腰にあてて右手を突き出して言う台詞が「がんばろー」でなく「ばかやろー」だったら言ってみてもいいな、と思った(これはウソではない)。