拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

猫なで声(後期中年者も発する)

2019-07-16 19:54:35 | 音楽
大人になった猫が「にゃー」又は「ミャー」(後者は洋猫……というか、欧米人の耳に聞こえる猫の鳴き声)と鳴くのは人間に対してのみだそうだ。人間に甘えたり、ご飯を催促するときににゃー(ミャー)と言うそうだ。なるほど、納得である。うちの2ニャンも甘い声を出すのはもっぱら私に対してのみ。2ニャン同士では鳴かないか、あるいは「ふーっ」(喧嘩するときの威嚇)である。ただし、私に対して甘い声を出すときも「にゃー」(ミャー)とは言わない。「きゃっ」である(ハズキルーペのCMで女性たちや舘ひろしさんがお尻でルーペを踏んづけるときに出す声である)。こうした声を「猫なで声」と言うが、うちの猫はなでられてるときは恍惚として無言。撫でるのをやめると「ううーん」と言って継続を催促する。因みに「猫なで声」は猫の専売特許ではなく、人間のおじさんも発することがあるそうだ。「新婚さん、いらっしゃい」に出てきた後期中年者(私の年代があてはまる。「初老」という言葉がいやなので私が編み出した言葉である)の新郎は、普段はえばっているのだが、新婚の奥さんと二人だけになると、途端に猫なで声を出して耳掃除の催促をするそうだ。その様子をテレビカメラの前で再現していたが、見てられなくて思わずテレビを消してしまった。私はああいう新郎にはなりたくない(って、毎度言ってますが、予定はありませんので。昨日、某男声合唱団のBBQパーティに呼ばれて、そこでは私は最年少で、で、いーじまさんもまだまだ若いからこれからだよ、と先輩たちに言ってもらった私ではありますけれども)。