拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

やっぱシュッツはいいなぁと思った夜

2019-07-21 14:21:23 | 音楽
私が主催する歌の会は、歌いまくる会、シュッツを歌う会、通唱会二つ(千人とミサソレ)と既に私のキャパいっぱいいっぱいなのであるが、ここにきてさらに某オペレッタの通唱会の構想をあたためていて、千人が終わったら公表しようと思っている(ここに書くのは公表ではないのかって?ないのです)。昨日はその中のシュッツを歌う会。アカペラで少人数だからメンバーがそろえばそりゃあ素晴らしい会になるのだが、欠けたときの対応が大変である。曲選びのことだ。少人数でもできる曲を探さないといかん。そんななかで思わぬ収穫があるとうれしい。ブクステフーデしかり(声部は少なくないが歌いやすい)、デュファイのスラファセしかり(逆に相当な難物ではある)。そしてラインベルガー。ラインベルガーは、ミサ曲については宝の山だ。流れるようなメロディーが美しいうえに歌いやすい。今後相当これで楽しめるぞ。とか言いながら、昨日はテナーが二人そろったので久々にシュッツのGeistliche-chormusikから二曲歌う(Es wird das ScepterとEr wird sein Kleid)。ああ、やっぱシュッツはいい!と感慨に浸りながらワインのボトルを3本空にした夜であった(その前の日に空にしたボトルは紹興酒)。