拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

人食いに食われそうになったスリーピング・ビューティは100歳上の年上妻

2019-07-01 15:45:03 | 日記
グリム童話で「いばら姫」(眠りの森の美女)を読んだとき、私は当ブログに「グリム童話は、その王子と結婚してめでたしめでたしとなるが、別の童話集でのヴァージョンでは、(中略)眠りを覚ましてくれた王子の母が人食いで姫と生まれた子を食おうとしたとか、なかなかおぞましい」と書いている。まさに、今回ペロー童話集で読んだ「いばら姫」がそれであった。姫が食われそうになっただけではない。人食い義母との軋轢も伏線として張られていて、なかなか意味深である。つまりこういうことだ。王子が姫にキスをして眠りから覚ます。グリム童話ではこの後すぐ結婚式、そこでめでたしめでたしであるが、ペローではなぜか王子は姫をいばらで囲まれた城から連れ帰ろうとしない。そこから2年ものあいだ、王子は父母(王と王妃(実は人食い))に「森に行く」と嘘を言っていばら姫のもとに通い続ける。父王はそれを信じるが、母(人食い)は怪しんでいる。その間、姫との間に二人の子ができた。やることはちゃんとやっていて感心(?)したが、なぜ両親に隠さなければならなかったのだろう。反対されると思ったのだろうか。その後の母(人食い)の所業からして母が反対することは分かるにして、父がなぜ反対すると思ったのだろう。今再放送をしている「おしん」では、おしんと竜三の結婚に竜三の実家が大反対。名字帯刀を許された庄屋に小作の娘は釣り合わないという理由である。だが、いばら姫は姫というくらいだから姫である(変な日本語)。家柄的には問題はないはずだ。もしかしたら歳の差が問題となったのだろうか。いばら姫は100年眠り続けたから王子との歳の差は約100歳。100歳年上の妻っていったらかなりのものである。実際、ペローのお話にはこのあたりのことがリアルに書かれていて、姫が目覚めたとき着ていた服が年代物なので王子はびっくりしてるし、姫と同時に目覚めた城の楽士が奏でる音楽が時代がかっているとの描写もある。そのあたりのことがひっかかって隠しておきたかったのだろうか。そうこうするうちに父王が死んだ。王子は王となって、ここでようやく姫と二人の子の存在を明らかにして王妃として自分の城に迎え入れる。その後、若王が城を留守にしている最中に若王の母=人食いが、姫と二人の子を食おうとするのであるが、あわやのところで若王が帰還し、姫たちは助かって人食いが死んでめでたしめでたしとなる。もう一つ、グリム童話との違いを。グリム童話では、姫が長い眠りについたとき同時に城にいた姫の両親(王と王妃)も眠りにつく。だから、100年経って目覚めたとき両親は健在だったわけだが、ペローでは、姫と城中が眠りにつくとき両親は外出中であった。その後、城はいばらで閉ざされたから両親は城に戻れないはず。だから姫が目覚めたとき肉親は既にこの世にいなかったことになる。あっ、そうか!今書きながら気づいた。両親がいなかったから王子を連れ込めたんだ!(このあたり、想像のレベルがわれながら実に卑近である)

ラーメン日記その25(ヤクルトの麺許皆伝・みそ味)

2019-07-01 15:02:48 | グルメ


ヤクルトのラーメン第2弾(私が食べた順番)=麺許皆伝・みそ味。麺が紫がかってるところはしょうゆ味と同じ。キャッチフレーズの「……みそ味」より後もしょうゆ味と同じ。みんな共通?【データ】製造:ヤクルト。油揚げ麺。お湯500ml。茹で時間3分。茹であがったら火を止め粉末スープを加えて完成。キャッチフレーズ:だしをきかせたピリ辛みそ味。食べ応え抜群のもちもちめん。国産大豆若葉エキス末入り+国産米粉入り。ビタミンB1、B2、カルシウム強化。