拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

筋肉

2017-11-14 18:10:45 | 日記

こないだNHKの人体特集で、筋肉も脂肪も体の他の臓器にメッセージを送る賢い臓器なのだ、という話をしていた。私、こう見えても結構筋肉が付いている。だから練習場の椅子も一度にたくさん持てる(が、長年の無理がたたって腰がよくない)。だが、この写真のアップには躊躇した。理由その1。私の体の一部などというおぞましいものを公にさらすことについての躊躇。だけど、生足の写真よりはましだろう(某姐さんからは「ふくらはぎにいい筋肉が付いている」とほめていただいたが。夏、練習場に短パンをはいてったときにご覧になられたそうだ。姐さんは「足の筋肉フェチ」であらせられる)。躊躇の理由その2。以前、私が中学時代に陸上競技をしていたという話を書いたら別の某姐さんに「音楽をやってる人ぽくない」と言われたこと。そう言えば、某合唱団でご一緒していて音大で教えてらっしゃったりもするピアニストの某さん(男性)は、真夏の暑い中、今にも倒れそうだった。それにひきかえ私などは炎天下何時間ちゃりをこいでへっちゃら。うーん、いかにも芸術家の対極にある感じだ。まあどうせ私などは「素人裏声歌手」で「音楽をやってる人」じゃないんだからと開き直ろう。それにしても、この写真、なんかひっかかるのは色が白いところだ。そう言えば、高校の頃(その頃は吹奏楽部で音楽一辺倒だった)、体育の先生に、体育の授業のときいつも「お前は青い顔をしているが大丈夫か」と言われていた。この先生は、私を「音楽をやる生徒」と扱ってくれたわけだ。だが、私は不満だった。こう見えても中学んときは市内で名前を知られた陸上選手だった。この先生は陸上部の顧問のくせになんで私を知らないんだ、モグリめっ、と思っていた。こんなこともあった。授業でハードルを跳ぶことになって、私の専門だったから「昔取った杵柄」で目立ったらしく、級友たちから感嘆の声が上がった。それを聞いた件の先生が「模範演技で跳んでみろ」と指さしたのは私ではなくSH君。SH君は全然跳べる人ではない。理由は明らか。当時、私は吹奏楽部の部長でSH君は副部長。この先生はわれわれを「ブラバン」でひとくくりにしてたから混同したのだ。とか言っても、運動はしないとすぐだめになる。高校の2年くらいだったか「昔の名前」でもって白組を代表するリレーの選手に選ばれたのだが、スタートこそよかったが途中でスタミナ切れ。全員に抜かれてビリになった。競馬の馬も最初飛ばすと最後ビリになることが多い。私が競馬好きになったのはそういうレースを見て、昔を思い出したからだ。それでも、気持ちだけはいまだにスプリンターに戻ることがある。チャリに乗ってて抜かされそうになると、ジェンティルドンナになったつもりで抜かせない。階段を見ると駆け上りたくなる。酔っ払って駅から家まで40分駆けたこともある。