拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

モンスター・ペアレント

2017-11-29 21:52:25 | 日記
すみません、某会のソロ・コーナーで私スマホを見てました。でもなぐらないで下さい。前回のこの会で場所を間違えた方がその時「誰もいない」というメールをうっていて「それを見て『違うよ』と言ってくれればすぐかけつけられたのに」と怒ってらした、で、その方が今回またいらっしゃらなかったので、もしやまた別んとこ行った?で、メールうった?と思ってチェックしてたんです(なんで私が怒られなきゃいけないんだ。私はここの幹事でもなんでもない末端会員にすぎないのに。因みに似たような会をもう一個作りました。そっちは私が幹事です)。その数日前、某合唱団の練習の後の飲み会、指揮者が手品のネタを一生懸命説明してるのにスマホをいじってる数人がいる。なんと「つまらないね」とLineで言い合ってた。でも、ビール瓶を振りかざすような人はいない。だから、絶対なぐっちゃぁいけない。ということで、日馬富士は今日引退会見。横綱が人を傷害して警察沙汰になったのなら引退はやむをえないだろう。でも残念。前にも書いたが私は日馬富士のファンだった。自分が一番苦しいのに他の横綱が全員休むから無理して出て優勝したり(責任感)、慈善活動に熱心だったり(優しい)、絵が上手だったり(繊細)。だから、引退やむなしと思いながらもなんとか何場所か出場停止くらいでおさまってくれればと思っていた。被害者の貴の岩だってこれでモンゴルに帰れなくなったし、休場が続けばどんどん地位が下がるし、ご本人が望んでいた結果とは思えない。今日の会見によると、事件後、貴の岩が日馬富士のところに謝りに行って、握手して和解した。だから日馬富士はもう解決したと思って九州場所に出場したのだ。そしたらこんな大事(おおごと)になった。大事(おおごと)にしたのはもちろんあのサングラスをしてマフラーを肩にかけたマフィアの親分みたいな被害者の師匠(ご母堂が、あたしが妻だったらその格好を諫めると言っていた。変なところで嫁姑問題を見た感じ)。なんだか、喧嘩した子供同士は仲直りしてるのに後から話を聞きつけた親が大騒ぎして「お前、もう学校行かなくていいからな。父さんがきっちり仕返しをしてあげるから」「父さん、もういいよ、ぼく学校行ってみんなと遊びたい」「馬鹿言うんじゃない、父さんがいいようにしてやるからお前は家にいて一歩も外に出るんじゃないよ」って話のよう。それにしても、私、大好きな日馬富士が人をなぐるなんてありえないと思ってるところに「酒乱」って話を聞いたからそれをふまえてブログを書いた。でも、今日の会見で本人も親方も「酒乱」をきっぱり否定した。じゃあ、最初の「酒乱」って誰が言ったの?その親方、泣いてましたねぇ。弟子が子供同前なのはなにもマフィアの親分だけじゃないってことだわさ。私、自分も白黒つけなきゃ気が済まない性分だったがあのマフィアの親分を見て反省。人間、落とし所が肝腎なんだなぁーって。

E-Musik(クラシック)とU-Musik(娯楽音楽)の違い(競馬のファンファーレはどっち?)

2017-11-29 13:30:12 | 音楽
(承前)E-Musik(まじめ音楽=クラシック音楽)とU-Musik(娯楽音楽)の違いがどうにも分からない。使う楽器だろうか?いや、昨日の「歌コン」(歌謡番組)の伴奏は東フィルだったぞ。マイクの有無だろうか?いや、三大テナーはマイクを使ってたし、和田アキ子は紅白でマイクなしで歌ったことがある。聴衆の聴く態度だろうか?ふむ。クラシックは静かに聴かないと怒られる(「花子とアン」で蓮子様は夫の炭鉱王が弦楽四重奏の演奏中に煎餅をばりばり食べていたのをたしなめた)。ロックは客が大騒ぎをする。しかし、これとて例外がある。ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのラデツキーマーチは聴衆が曲に合わせて拍手をする。パヴァロッティが北京でボエームを歌ったときはハイCを出したところで聴衆が拍手喝さいした。ドミンゴのリサイタルでは、ドミンゴがアンコールで客にも一緒に歌えと強要し、大人しい日本人を困らせる(九州の聴衆は大きな声で歌っていた)。そういえば、こないだのグルベローヴァのルチアのとき、臨席の男性が始まる前に大きな声で独り言をしゃべりまくっていて(まったく普通に会話するような感じで。だから横に小さなつれがいるのかと私、体を伸ばして覗いてみたら一人だった)、このまま始まった後もしゃべってたらいやだな、と思ってたら、独り言はぴたっと止まったが、代わってものすごい鼻息。こいつ寝てんのか?と思ったらまじめに(E-MusikのE=ernst)聴いている。これじゃ注意もできない。カラヤンがレコード録音に注力した理由を聞かれて、「わくわくしながらコンサートの席についてたらぎりぎりになって飛び込んできた客が隣の席に座って汗臭かったらいやだろ?」と言っていた。家でレコードを聴くぶんには誰にもじゃまされない、ということだ。聴きながら煎餅をばりばり食べても誰にも怒られないし。E-MusikとU-Musikの話に戻る。競馬のG1レースのときの生ファンファーレはどちらだろう。パーンパパパーンパパパーーーン(うぉー!)パパパパーーーン(うぉー!)パパパパーーーン(うぉー!)……観客が熱狂的に「うぉー!」と合いの手を入れる。最後は拍手喝さい。こんなに聴衆が盛り上がる演奏も珍しい。普段は自衛隊の音楽隊が演奏するが、NHKマイルチャンピオンシップのときはN響が吹く。なんだかいつもよりテンポが緩くて音が丸くていまいち観客と一体になってないような。