拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

「お父さん」「お母さん」じゃ分からない

2017-02-21 11:06:57 | 日記
「つるべの家族に乾杯」はスーパー高齢者を見るのが楽しみで毎回録画して見てる。もう80代ではびっくりしないが先週は91歳で会社の経理を担当している女性を見て久しぶりに「おおっ」。爪の垢を煎じて母に飲ませたい。その母、こないだ私を呼んで言うには「トイレの天井から何か白いものが降ってくる」。で見ると、なーんてことはない、わが家では見慣れた光景。「お母さん、これ埃だよ」「ええっ?」「ほら、紙で拭けばとれるでしょ」「ほんとだ」。これは、ぼけるぼけない以前の問題。よくこんなんで世の中を生きてこれたもんだ。「つるべ」の話に戻る。最近気になるのは、つるべさんがぶっつけ街中ロケで高齢の男性に話しかけるとき「お父さん」と呼びかけること。さらに、その「お父さん」の配偶者を「お母さん」と呼ぶこと。例えば「お父さん(呼びかけ)、お母さんが仕事やってはるの?」とか言ってるのを聞くと、え~、この「お父さん」(かなり高齢)のご生母様なら100歳超えてんじゃないの?で、仕事してるってすごいよな、とか思うとそうではなくて、その「お父さん」の奥さんのことを言ってるのだ。紛らわしい。私はこの言い方に断固反対。もし、私が「お父さん」とか呼ばれたら返事しないもんね。お父さんじゃないし(猫のお兄さんではある)。因みに、はるな愛さんが20歳以上歳下の彼氏と旅行したとき、「お母さん」と呼ばれて、(お父さんと呼ばれるよりはましだが)がっくりした、という話を徹子の部屋で披露していた。

アイゼンシュタイン

2017-02-21 08:36:45 | 音楽
仮面の忍者赤影は仮面をかぶっているため「どんな顔だか知らないが、きらりと光る涼しい目」(主題歌より)。これがお見合い写真ならかなり危ない。目だけで判断しろ、後は自己責任、だ。仮面の美女を自分の妻だと知らずに口説いた人もいる(「こうもり」のEisenstein)。「Eisenstein」とはかなり固そうな名前だが、なんと訳すのが相当だろうか?直訳したら「鉄石」(「あしたのジョー」には「力石」というボクサーがいる)。こんな石はないよな。あっ、もしかして鉄鉱石!?ネット辞書にも「鉄鉱石⇔Eisenstein」とある。でも、独和大辞典の「Eisenstein」にはそんな意味はない。Wikiのドイツ語版にもない。今のところ、鉄鉱石との関係は不明。なお、「Eisenstein」という名字自体はちゃんとあって、ぐぐるといろんな人が出てくるが、一番たくさんヒットするのはドイツ系ユダヤ人を祖先にもつソ連の映画監督。自分の妻を口説いたアイゼンシュタインはまったくヒットしない。それならフルネームでググったらどうだ?ということで「Gabriel von Eisenstein」で検索したら、なんとポーランド語のWikiのページがヒットした。Wikiでこの名前を独立項目としているのはポーランド語だけ。ヨハン・シュトラウスの顔写真があるから「あの」アイゼンシュタインのことであるのは間違いないが、全く読めない。