拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

兼高かおる世界の旅

2017-02-10 09:57:13 | 音楽
徹子の部屋に兼高かおるさん登場。88歳にしてシュッとしておきれい。見てましたとも、「兼高かおる世界の旅」。私にとって映画「80日間世界一周」の音楽はこの番組の音楽。多くの人が「ワルキューレの騎行」を「地獄の黙示録」の音楽だと思ってるごとし。そう言えば、情報番組で「ツィットラー」(ツイッターをしまくるトランプ大頭領をヒットラーに見立てた呼称)の話のBGMが「ワルキューレの騎行」だった。気に入らない。ヴァーグナーの音楽はナチスに利用されたので、ドイツ国内ではいまだにアレルギーをもつ人がいるからって日本でこの選曲はないだろう。さて、不思議なのだが、「兼高かおる世界の旅」を思い浮かべると、♪ミーユキ、ミユキが頭の中で流れる。「兼高……」のスポンサーは御幸毛織ではなかったはず。しかも、♪ミーユキ、ミユキの次に頭に流れるのが♪チャーンチャチャーンチャチャーンチャチャーンチャチャン(日本テレビ系列のスポーツ番組のテーマ)。そして次に脳裏に浮かぶシーンは白黒画面にうごめく王や長嶋。なぜだろう。必死に当時の記憶を掘り起こし、かつ、ネットの助けも借りて判明した。これは「ミユキ野球教室」というスポーツ情報番組。50年以上前の日曜日の朝、まず6チャンネルで「兼高……」を見た後、4チャンネルで「ミユキ野球教室」を観る。その繰り返しによって脳にすり込まれた記憶のパターンであった。当時の私の日曜日の行動スタイルが蘇る。因みに、お昼頃は牧伸二の「あ~、やんなちゃった」を観る。夕方「笑点」が始まったのは少し後。「新婚さんいらっしゃい」はずーっと後。因みに、上記の日本テレビのスポーツ番組のテーマ、出だしの雰囲気が「星条旗よ永遠に」に似てる。因みの因みに、TBSのスポーツ番組のテーマの出だしの雰囲気は「旧友」(マーチ)に似てる。