拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

情けは人のためならず

2017-02-07 14:23:53 | 日記

ウォーキングコースに出没する白黒猫。さて、毎朝、母のところに通っているわけだが、これは親孝行などという褒められたものではない。自分のためにやっていること。「情けは人のためならず」だ(この諺を、情けはかけた相手によくない、と解するのは誤解と言われる。でも、高齢者の面倒をみすぎるとどんどんぼけるから(頭と筋肉は使わないとだめになる)、あながち誤解でもない)。自分のためである理由その1。自分の健康のため。これがないとほぼすわりっぱなしで体によくない。母の所に行かなければと思うとさぼろうにもさぼれない。道すがら面白い写真も撮れる。その2。「親育て」の楽しみ。最近シャワーを浴びるようにはなったが怖くて頭を洗えないと言うから、簡単だ、シャワーヘッドを固定して、こういう風に頭をかざして、と実演して見せる(もちろんお湯は出さないが)。すると頭を洗うようになった。昔は親から風呂の入り方を教わったが、今ではこちらが教えてる。進歩が目に見えると鍛えがいがある。その3。こうやって毎日歩いてる様子を神様がきっと見ててくれると思う……とか信者でもないのに、歌詞の勉強で聖書ばかり読んでるからそういうことが頭に浮かぶ。でも、キリスト教の洗礼を受けてないから、キリスト教の神様には頼れない(特に、旧約の神様は異教徒には超厳しい)。じゃあ、どこの神様だろう。とりあえず、日本人だから八百万の神様にしとこか。