拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

調教助手

2017-02-02 15:17:44 | 日記
ミルコ・デムーロ騎手からベートーヴェンに話が流れていってしまったが、またデムーロ騎手に戻る。デムーロ騎手にしろ、ルメール騎手にしろ、感心するのは早い時期からインタビューを日本語で受けてること。当初、意味不明なことが多く、聴き手の想像力が必要だったが、あっという間に上手くなった。文法もへったくれも気にせずとにかくしゃべる、これが語学上達のポイントだと感じさせる。この二人に限らず、騎手はかっこいい。でも誰にでもなれるものではない。体重制限(49kg)をクリアーしながら馬を追うための筋力も必要ということになると、やはり小柄が有利。騎手に二代目が多いのも、そのあたりの体格のDNAを受け継いでいるからだろう。それに、騎手は命がけ。今活躍中の福永祐一騎手のお父さんで天才騎手の名をほしいままにしていた福永洋一騎手は落馬して大けがをし、騎手生命が絶たれた(一時、生命の危険もあったその落馬事故、よく覚えてると思ったら私が大学生のときだった。つーか、今ぐぐって知った。洋一元騎手は私より10歳しか離れてなかった)。騎手ではないが、日々、馬にまたがって実際に調教するのが調教助手さん。かつてジェンティルドンナの担当だった調教助手さんは井上泰平さんて方。高校のとき国体で優勝し、当然のごとく大学では馬術部に入り、で、競馬の世界に入られた。そういう生き方もあるんだなー(プロフェッショナルにひたすら憧れる私。騎手になれないんならせめてコックさん(また誰か赤面?)になりたかった)。その井上さん、ジェンティルドンナがラストランの有馬記念で優勝したとき、涙ぐんでたそうだ。

連想するもの=猫だったり犬だったり

2017-02-02 08:30:56 | 言葉
「ミルコが引退」というニュースを聞いて、え?ミルコ・デムーロ騎手が?と思ったらプロレスラーのミルコだった。そうだよ、いまが盛りのデムーロ騎手が引退するはずはない(きれいな奥さんはデムーロ騎手よりずーっと背が高い)。名前を聞いて連想するものは人それぞれ。「マイケル」と聞いて、「ジャクソン」を思い浮かべる人もいれば猫を思い浮かべる人もいる。「ベートーヴェン」と聞いて、作曲家を思い浮かべる人もいれば犬を思い浮かべる人もいる(アメリカ人は「ベイトウヴェン」と発音するみたい。漱石は小節の中で「ベトヴェン」と書いている)。私が思い浮かべるのは、第一には「Ludwig van Beethoven」だが、第二は犬にいかず、一度テレビで見たベートーヴェンの子孫だというご婦人(ベートーヴェンには子供がいなかったから(隠し子がいた、と書く本もあるが)、弟の子孫?)。ご先祖様のベートーヴェンを「とてもハンサムだった」と言っていた。身びいきな感じもした(いや、容姿はともかく、もてたことはもてたらしい。才能があるともてるんだ)。「マイケル」に戻る。これはもともと天使の名前だ。「大天使ミカエル」の私のイメージ。シン・ゴジラほどの大きさのクールな(ちょっと怖い)美青年。萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」(原作=光瀬龍)の影響。