拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ボンカレーとお仙

2017-02-03 10:58:43 | 日記
(承前)そう言えば、小学生の頃、品川隆二さんと松山容子さんが結婚して子供ができたらすごい役者さんになるだろーなー、と思ってた。ませたことを考えるガキだ。いえ、単にご両人の芝居がすごいと思ったからそう考えただけで(キングカメハメハとジェンティルドンナの間の子供なら走るだろうなー、ってそういう類の想像)、お二人の接点の有無など知る由もない(大体、子供ができる仕組みも当時分かってなかった)。その松山容子さん、なんで知ったんだろう?まずボンカレーのCMに出てらした。その前にドラマだ。たしか、女剣豪の役で、焼津の半次みたいな相棒もいたと思う。なんて名前だっけ。ここですぐググってはだめだ。頭と筋肉は使わなければダメになる(最近のモットー)。記憶の底をほじくり返す。えーと、えーと……おせん!「おせん」じゃなかったか?もういいだろう、答合わせ(ググる)。当たり!「お仙」だった。相棒は大信田礼子さんだった。Wikiに「月影兵庫と花山大吉の路線を踏襲した」とある。さもありなん。だから、好きで見てたんだよなー。

焼津の半次で感激!(パパゲーノはぱくってません)

2017-02-03 09:01:21 | 音楽
昨日のファミリー・ヒストリーは、故松方弘樹さんと目黒祐樹さん兄弟のお宅のヒストリー。この方達のお父様は近衛十四郎。近衛十四郎と言えば月影兵庫(とその続編の花山大吉)。大好きだった。だからひとんちのヒストリーだが興味津々。狂喜したのは焼津の半次(相棒役)を演じた品川隆二さんの現在のお姿を拝見できたこと。剣豪の月影兵庫(花山大吉)とおっちょこちょいの焼津の半次のコンビは絶妙だった。「てへへへへ、だんなぁ」とすり寄る半次に対して「このぉ、ばかたれが」と罵る兵庫(大吉)。やりとりが耳に残っている。当時夢中になって見てたもんだからすっかり影響されて。授業で芝居の脚本を書かされたときも「村人が首をつろうとする。そこに素浪人が通りがかり助ける」という話を書いたら先生が「よくこんな話を思いつくもんだ!」とえらくほめてくれて、で、みんなの前で読まされたらあちらこちらから「月影兵庫のぱくりだー」の声。知らぬは先生ばかりなり。だからクラス中で見てた、ということだ。あれ、今の筋、パパゲーノとも似てる(助けるのは素浪人ではなく3人の少年だが)。でも、魔笛はぱくってません。これ、小学生んときの話だから(私がオペラに目覚めたのは中一のとき)。