拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

シャリアピン・ステーキ

2010-05-30 20:08:55 | インポート
3枚で1000円のステーキ肉を買いまして、2枚は冷凍庫に入れ(こういうことでもしなければ、冷凍庫はがらがらです。)、残りの1枚をこれから焼きます。最近、ステーキを食べる時は、タマネギをみじん切りにして炒めたやつを上に乗っけます。つまり、「シャリアピン・ステーキ」です。シャリアピン・ステーキは、その昔、偉大なバス歌手であるシャリアピンが日本公演を行ったとき、歯痛に苦しんでいたので、レストランのシェフがタマネギの炒めたやつを乗っけたのがきっかけだということを聞いてて、で、私、最近歯痛なんで、シャリアピン・ステーキにしたわけです。たしかに、これだと歯は痛みません。で、今日も、タマネギをみじんにしようっと、たしか半分残ってたよな、と思ったら、なんと、いたんでます。うーん、半分使ってからそうとう日がたってたからなー。話は変わって。何十年かぶりで、FMでクラシック・リクエストを聴きました。いい感じです。知らない曲を聴けるし、知ってる曲も普段聴かない演奏家で聴けるのも楽しいです。オネゲルの曲で、機関車の曲ってぇのがあるんですね、知りませんでした。機関車が動き始めてから停車するまでを見事に描写しています。それから、ルイサダの演奏する子犬のワルツ。ルイサダは、ブーニンがショパン・コンクールで優勝した時、小山みちえさんとともに入賞した方で、そのコンクールのドキュメンタリーをNHKが放送したため知ってました。でも、いかにも、芸術家って感じの優男の風貌で、質実剛健を旨とする(?)私はちょっと敬遠してました。でも子犬のワルツはよかったです。変幻自在な繊細な演奏で(この点は、風貌そのままです。)、特に左手のもたらす音が実に新鮮でした。