拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

無粋なことを言えば住居侵入

2010-05-20 10:52:43 | インポート
連日、HPに民法最新判例をアップしています。(話は変わって)やった!スター・ウォーズ6部作と劇場用アニメ1作、BShiでハイヴィジョン放送決定ですと。だから、NHKはやめられません(連ドラの放送時間を変えられても、受信料払ってます。)。(またまた話は変わって)昨日、映画「オーケストラの少女」の話題を書いたら私自身が懐かしくなっちゃいました。3Dともハイヴィジョンとも無縁の大昔の(なんてったって、ストコフスキー(指揮者)本人が出演してるんですから。)白黒映画です。それでも心に残るものは残ります。ストーリーは、失業オーケストラのトロンボーン奏者の娘さん(演じるのは、ディアナ・ダービン。)が、有名指揮者のストコフスキーに指揮をしてもらえばオケが立ち直ると考えて奮闘する、というものです。映画の中のいくつかの音楽、印象的です。まず、ディアナ・ダービンが始めてストコフスキーの前で歌う歌、モーツァルトの「Exultate,jubilate・・」(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)、そして、最後の手段とばかりに、ストコフスキーの部屋にディアナ・ダービンが訪れ、「これを聴いて下さい」と扉を開けると、そこには、失業オーケストラのメンバーがずらり(無粋なことを言うと、これ、やばいです。ストコフスキーの家への不法侵入ですから。)。で、「ジャーーーーーーーン。ジャジャジャジャーーーーーーン。ジャジャジャジャジャーーーーーーーン」と演奏が始まります(ジャが並んでいるからと言って、「運命」と決めつけてはいけません。昨日記事にしたリストのハンガリー狂詩曲第2番です。)。ストコフスキーは、最初のうちは演奏をやめさせようと思うのですが、あら不思議、手がもぞもぞ動いてきます。それを横で見ていたダービンがびっくりした表情をするはずです(私の記憶では。)。とうとう、ストコフスキーは楽団の指揮を始めます。とんとん拍子で晴れのコンサートの舞台。演奏終了後、功労者としてダービンが紹介され、挨拶の代わりに歌を歌うことになり、ヴェルディの椿姫から「乾杯の歌」を歌います。ディアナ・ダービンの声は、ストレートでとても好感のもてる声です。中学の時だったしょうか、テレビでこの映画を観た次の日が学校の遠足で、バスの中で私はこの歌を歌った覚えがあります(当時は、私も怖いもの知らずでした。)。