暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

平和島 骨董まつり

2009年12月19日 | 茶道具
平和島 全国古民具骨董まつり」へ
昨日、親友と行って来ました。
会場は東京流通センター(大田区平和島)で
18日から20日まで開催されています。

金曜日のせいか、混んでなくゆっくり見れましたが、
会場が広いので、「あとで買おう」と保留しておくと、
そのお店を捜すのが大変でした。

かわいらしい茶籠に出合いました。
傍らに豊楽焼の茶碗、茶入、振り出し、茶筅筒、茶巾筒が
品良く並んでいます。
ちいさな茶籠なので、それらの道具を入れてみせてもらいました。
入れ方を間違えると入らないほどぴったりに納まります。

値段もまあまあ妥当かしら・・と思いました。
「少し考えてから、また後で来ますね・・」
と一旦は店を離れましたが、すぐに引き返し、
思い切って茶籠一式を購入しました。

時間がかかると思うけれど、ステキな着物(仕覆)
縫って着せてあげるからね! 
楽しみが一つ増えました。

他にガラスの小箱、レース飾り、漆器の茶碗を買いました。
漆器の茶碗は根来塗風のタイ製で、とても軽くできています。
山へ持って行き、これでお茶を点てるつもりです。

あるお店で蛸壺が無造作に吊り下げられていました。
信楽焼風の味わいのある一つを選んで購入すると、
「何に使うのですか?」とお店の人に逆に聞かれました。
紐をつけて掛け花入に使うつもりです。

別のお店で同じような蛸壺の花入が10倍以上の値段で
売られていました。
親友と思わず顔を見合わせてしまいました。
ひょっとして蛸壺は掘り出し物だったかな?

骨董市では、ついあれこれ欲しくなりますが、
具体的な使い方がはっきりしない場合は
歯をくいしばって買わないように頑張っています。

                      

   写真は「順天堂(佐倉市)の古いステンドグラス」です

追記
 豊楽焼という珍しい焼物を始めて知りました。
 豊楽焼について知りたいと思い、調べています。
 ご存知の方、お教えください。