麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第28回)

2006-08-13 02:51:36 | Weblog
8月12日

立ち寄ってくださって、ありがとうございます。

今日は、1日中、短編を仕上げようとがんばりましたが、
やはりできませんでした。

すみません。

書けば書くほど、
「これは、できない」
ということがはっきりわかってきてしまいました。

新しいものを作るのは、きっといまは、無理なのだと思います。


なんとなく、また、芭蕉の句を思い出しました。

能無しの眠たしわれをぎょうぎょうし

――能無しで眠いだけの男を、「ぎょぎょし」と鳴いて、鳥よ、わざわざ起こさないでくれないか。起きていてもなにひとつできやしないのだから。

ごめんなさい。
寝ます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする