マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

クリスマス・・・・『受胎告知』

2013-12-09 07:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
今日も、クリスマス・キリストの誕生の話です。

皆様には、この世に生んでくれたお母様がおいでですよね。 素敵なお方でしょうね。 
  どんなお方ですか? お母様ですから、あなた様にそっくりではないですか? 
私の母は、92歳になる2ヶ月前に亡くなりました。 
  最期のお別れの時に、母の耳もとへ、何回も何回も、大声で、私の感謝を告げましたよ。
『お母さんの子供に生んでくれてありがとう!』 『お母さんと過ごした60年間は本当に楽しい時間でした。ありがとうございました!』 とね


キリストにも、当然のことですが、この世に生んでくれた母親がいました。 マリア様です。
   マリア様とキリスト様・・・どんなにか楽しい時間を、ご一緒に過ごされたことでしょうね!!  
色々と想像するだけで、心が暖かくなりますよね!!


カトリック教会では、
マリア様が身ごもる日を、お祝いします。 『無原罪の聖マリア』 の祝い日です。  
マリア様が、神の使いの天使ガブリエルから、『受胎告知』 を受ける祝い日です。


聖書は、
天使ガブリエルの言葉で、『受胎告知』 を語ります。

     ルカ福音書 1章26~38節

『天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。
天使は、彼女のところに来て言った。
「おめでとう、恵まれた方。 主があなたと共におられる。」
・・・・・・・
「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。
あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。
その子は偉大な人になり、いと高き子と言われる。
神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。
彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」
・・・・・・・
「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。
だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。」
・・・・・・
「神にできないことは何一つない。」』  


    『受胎告知』とは
処女マリアに天使のガブリエルが降り、マリアが聖霊によってイエスを身ごもることを告げる。
 そして マリアがそれを受け入れることを告げる。  その『出来事』です。

    『神にできないことは何一つない。』
                 ルカ福音書 1章37節


岡山県倉敷市の「大原美術館」
  エル・グレコ   『受胎告知』  

エル・グレコの『受胎告知』の美しさは、
ドラマティックな力強さを持った『動』にある。 と云われます。

右手に天を仰ぎ、左手に純潔のシンボルである白百合の花を携えた 天使ガブリエル。
書見台の前から半身を捩って、告知を受けるマリア。

マリアの視線は、
たじろがぬ揺るぎ無いものであり、これから始まろうとしている『新しい時代の予兆』を感じさせろ。 と云われます。
                        一度。折りある時に、ご覧くださいね!


     今日・12月9日・月曜日は 
『受胎告知』 が知らされる 『無原罪の聖マリア』 の祝い日でした。

   早朝に、ミサで、司祭様たちや仲間と・・・
神のご計画と、キリストを生んでくれる母マリアと 産まれてくれるキリストに 感謝と賛美をささげました。

『聖なる父、全能永遠の神、聖母マリアの祝日にあなたをたたえ、感謝をささげます。』

  『清いおとめ聖マリアはすべての人の中から選ばれて、
   世の罪を取り除く汚れのない羊キリストの母となり、
わたしたちのためにとりなすかた、信じる者の模範となりました。』

   私たちは、大きな喜びのうちに 感謝の賛歌を歌いました。
     『アレルヤ! アレルヤ! アレルヤ!』 



    『受胎告知』 は、
キリスト教文化圏の芸術作品の中で、繰り返し用いられるモチーフです。

   素敵なシーンの『受胎告知』。 数枚ですが・・。 
 どの『作品』 がお好きですか?  お楽しみください


マリアは、読書(聖書でしょうね←私見)の最中の『絵』が多いが、糸をつむぐマリアの『絵』 もあるそうです。
    
『純潔の象徴』の白百合は、傍らに置かれたり、天使が百合を携えている場合もある。 そうですよ。
                                            どれもこれも、観てみたいですね!


二人の上には、天上からの光や聖霊の鳩が描かれることが多く、これによって 『聖霊によって身ごもる』 ことを示します。
  

       こちらの作者は  『メロッツォ・ダ・フォルリ』
      
       この作品・・・なぜか? 
    あちこちの『サイゼリア』 の壁に掲げられてますよね!


今日の最後の作者は   『レオナルド・ダ・ヴィンチ』
   

    いかがでしたか?  どのマリア様も本当に素敵ですよね!  すべての写真はネットより拝借です

以上。
母になる喜び。母である喜び。母を持つ喜び。 困難の渦巻く世界でも・・・世界中の人の共通の『喜び』でありますように!  と祈ります。

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 クリスマスは、思いもしなかった幸せが舞い込んできますよ! お楽しみに!

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