MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

飛行機雲と東京マラソンの日

2014年02月23日 | 写真

東京マラソン2014を撮りに行く予定だった。
2日前の天気予報は最高気温が12度近くになると言うことだったが、
昨日の予報では最高気温が8℃と変わり、
今朝は雲が広がって気温も低く、急遽中止にした。

応援する一般人、飲み物などを提供する法人集団、
広場で応援と称しての舞踊やダンスなどの演技、と・・・、
「マラソン大会」としては珍しい全員参加型のお祭り的要素の強いエベントである。
それだけに、
面白い被写体も多く、沿道カメラマンの姿も多い。
昨年の私的「東京マラソンを撮る」はこちらから。


今日は曇天で寒く気分的に「撮りたい」と言う欲求は生まれなかった。
と言うことで、
過去の写真の中から未発表の「飛行機雲」を。

観天望気で天候を予測するために見る飛行機雲も多いが、
やはり、飛行機雲を引いて飛んでいる旅客機に乗りたいとおもう。

巻頭の飛行機雲は大雪の後の穏やかな日に見られたもので、
広角レンズでも入りきれないほどの長さで上空を分断していた。

太陽を隠している雲は凍り粒のようで、
短時間ながら彩雲も発生していた。


気圧の谷で生まれた異なった形状の雲の間に生まれた飛行機雲。


日没時の夕日に染まる飛行機雲とシルエットの都心ビル群。


飛行機雲は生まれるのだが湿度が低いために直ぐに消えてしまい、
UFOまがいのような短い飛行機雲。
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簡単美味、小麦粉の薄焼きMAICO風

2014年02月22日 | たべもの・料理

寒い日は外に出ないから、
ブログネタにも困るのだが、食べ物のネタなら多いので、
今日は、子供の頃おやつに母親が作ってくれた、
小麦粉を水で溶いて、しょうゆ味を加えただけの「小麦粉の薄焼き」の、
イタリアン風でお好み焼き堅焼風という、MAICOバージョンを。

材料は、小麦粉と干し海老と青海苔とコマギレベーコンか豚バラ肉で、
焼くときにオリーブオイルをたっぷり使うのがMAICO風。

まず、小麦粉と干し海老と青海苔を加え水で柔らかめに混ぜ、
さらに塩か醤油を入れて混ぜ、適宜味付けをするのだが、
ベーコンを使うときはやや薄めに、
豚ばら肉を使うときは好みの濃さにしておく。


フライパンに50cc程度のオリーブオイルを敷き、
その上に溶いた具材をいれ、さらにその上にベーコンを散らしておく。
弱火にしたコンロの上に乗せて焼き始める。
ベーコンは細かに切ったチップベーコンが200g200円程度で市販されており、
切る手間が省けるのがいい(巻頭の写真)。

チップがくっついていて離れにくいが、
適量を取り出してレンジでチンすると、
水分が飛びしかも一枚づつ離れやすくなる

じっくり焼くことによって水分が飛び、
油が多いので揚げる様な感じで堅焼風に焼きあがるだが、
上下を何回か返してお好みの色に焼き上げる。


裏面も良く焼くといい。
焼き方がうまく行くと、冷めたときに濡れ煎餅のような食感となる。


冷めてから千切って食べるのがお薦めだが、
暖かいうちに包丁などで切って食べても美味しい。


で・・・・
ベーコンの代わりにばら肉を広げて乗せたものが下の写真。


私の場合はエキストラバージンオイルを使うが、
カロリーは普通の油と同じように高カロリーであり1gで9kcalをオーバーする。

イタリア人は風邪を引いたときにはエキストラバージンオイルをそのまま、
飲むらしいが、ある研究によるとそれなりの薬功があり、
中性脂肪、LDLコレステロール、HDLコレステロールなど血中脂質を改善し、
活性酸素の攻撃を阻止して動脈硬化を防ぎ、
心筋梗塞や脳卒中などの予防にも役立つといわれている。

が・・・・熱は加えないほうがいいとも・・
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けたたましい怪鳥と鶫の会話

2014年02月21日 | あらかると

久し振りに大津川周辺までポタリング。
が・・・
大津川周辺は開けていて風通しが良いから、
北風がまともに吹き抜けていく。

で、この冬2度目のダウンコートのフードをすっぽり被っての散歩となった。
雲ひとつない快晴なのに、
まだ冬ざれ状態の大津川では被写体も少ない。

堤防をのんびりと逍遥していると、
近くの基地からC1輸送機が飛び立ち、頭上を通過して行った。


胴体に書かれた機体番号「023」を参考に調べてみると、
航空自衛隊入間基地、第2輸送航空隊第402飛行隊の機だった。
C1を真下から撮るのは初めてだったが、
膨らんだ胴体が輸送機そのものといった感じである。


近くの基地とは、昔、私の任官地であった海自下総基地で、
大津川上空では様々な航空機を見ることができる。

下の小型ジェット機は、C1と同じ入間基地からで、
航空支援集団飛行点検隊の飛行点検機U-125で、
航空保安施設の機能を点検・確認するのが任務。
下総基地の点検でもしていたのだろうか?

最初に見たのは、追い風で基地に突っ込んでいった姿で、
通常の離着陸では考えられない逆の飛行をしていたのである。
通常は向かい風に向かっての離着陸なので、
この通常ではない着陸が点検の一つだったのかもしれない。


次に飛んできたのが、海自下総基地教育航空軍所属のP3Cで、
大津川上空で一番見かける対潜哨戒機である。
近い将来、川崎重工により国産された4基のターボプロップエンジンを搭載した、
次期対潜哨戒機のP1が配置される事となっている。

私が所属していた頃はP2VやS2Fが主力であり、
各務ヶ原分遣隊ではP2V改(P2J)の飛行テストをしていた時代だった。
国産旅客機のYS-11が海自に配備されたのもこの頃である。


いろいろな軍用機が飛んだためか、
或いは轟音に驚いたか、或いは怪鳥が飛んできたと思ったのかは判らぬが、
野原で採餌をしていた「鶫(つぐみ)」が、怪訝そうに空を見上げ・・・・
「あのでかいのは何なんだ・・」と、隣の仲間に問うている風だった。


隣の鶫は「判らんわ!!」・・・・
「で・・・お兄ちゃんあれ何なの?」と言わんばかりに私を見つめて来た。


で、直後にP3Cは真上を通過した(巻頭の写真)から、
2羽の鶫はあわてて飛び去っていった。
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春を探しに「ゆいの花公園(JR東松戸)」へ

2014年02月20日 | あらかると

昨日は、
玄関扉、室内の配水管やベランダの手摺などの塗装工事のため、
ほぼ半日がつぶれた。

塗装そのものは1時間程度だったが、
塗装後2時間は玄関扉が閉められないということで、
揮発油の異臭の中で約3時間を過ごした。

塗装工事が入るのは1ヶ月ほど前からわかっていたのだが、
室内の大清掃は2日間に渡って、床掃除やらワックス塗りやら、
ベランダの土掃除(野草のベランダ園芸を楽しむ)やらで、
体のあちこちが筋肉痛となった。

ということで、近場の「ゆいの花公園」へ行ってみた。
河津桜や三椏の花が咲く時期なのである。

公園はもともと地主さんが土地を市に寄付して出来上がったもので、
外周は鉄柵で仕切られており、クリスマスのイベント以外、夜間は開放されていない。
花の公園なので、真冬でもビオラやパンジーなどが咲き誇っている。

下の写真は正門の外側に植えられていた花。


目的の河津桜は咲き始めていて、5輪程度が開花していた。


水仙もいろいろ咲いていたが、名札のついていた「ニホンスイセン」
日本と名前がついているから日本原産なのだろう。


ゆいの花公園は子連れの若奥さん達にとっては憩いの場所のようで、
今日も数組が園内散策をしていた。
で・・・・・
2~3才の男の子が走ってきて「綺麗だね」と三椏の花を指差していた。
三つ子の魂百までというから、もしかすると花好きの人生を送るのかもしれない。

そういえば、月一程度には訪れている公園だが、
これまで子供達の泣き声を聞いたことは無い。
花を見る子供達には安らぎのアルファ波が出ているのかもしれない。

巻頭の写真が開花を始めた三椏の花。

ゆいの花公園に行く途中にある倉庫の前の河津桜も開花していて、
まもなく3部咲き程度になるものと思われる。


春の兆しはあちこちで発生しており、
特段探しに行くほどのものでもないが、
「見つけに行って」見つけられる春もあるのである。

年に一度の花爛漫の季節に、芽吹き始めた芝生の上に寝転んで、
ただボーとしているのも人生終章の醍醐味なのだと私は思う。
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横浜港逍遥(桜木町→象の鼻→関内)

2014年02月19日 | あらかると

2月13日に見学したシーピープラス(CP+)は、
午前中は業界などの招待者のみで、一般の見学は12時からだった。

上野駅で友人と9時45分に待ち合わせ、
上野から京浜東北線に乗って「横浜パシェフィコ」のある、
桜木町に着いたのが10時30分だった。

桜木町駅舎は工事中で、改札口付近には、
根岸線(桜木町駅→磯子駅)開通当時の古い写真が貼られていて、
なんともノスタルジックなその写真は1964年ごろに撮られたものであった。

下の乗車券券売機の写真は注釈に1969年撮影とあったが、
そのころの国鉄(現JR)の初乗り運賃は30円だったということが、
その写真から判明した。
なんでもないような写真が、歴史を重ねると貴重な記録写真になるわけで、
カメラを趣味とする者として、何でも撮るということは意外と大切なことなのかもしれない。


桜木町駅周辺で、モーニング珈琲を飲んだり、
美味しいパン屋さんで好みのチョイスをしての昼食などで時間をつぶし、
昼過ぎにCP+の会場に向かった。
が・・・・
友人も私も昨年と同じ道を通るのは好まず、
当初観覧を予定していた横浜美術館(当日は休館だった)経由で、
周辺の町並みなどを撮りながら・・・会場へ(巻頭の写真)。

下の写真は横浜美術館。


美術館前の広場。
風が冷たく長居出来そうもなかったが、
池の周囲に座ってランチを楽しんでいる人も見受けられた。
春爛漫の暖かな日だったら、こんな場所でのランチも楽しいかもしれない。


展示場に入ったのが13時少し前で、2時間強見学の後、
15時30分頃CP+会場を後にし、横浜港周辺の逍遥開始。
まず見えてきたのが「横浜ベイブリッジ」。


赤レンガ倉庫の前を素通りし、


大桟橋やベイブリッジの見える「象の鼻公園」へ。
下の写真奥に見えるのが大桟橋で、
その手前に見える「くるりと曲がった防波堤」が「象の鼻」。

人の歩いている場所が象の鼻公園で、
写真右下にはカラフルな「子象」がみえていて、
この近くを通ったはずなのだが、
波止場のパイロット船の出航に気をとられてしまった。


気温が低く風もあって体感温度は零度近くだったことに加え、
どんよりと雲っていたこともあって観光写真的になってしまったが、
その時間そこに私が存在していたという証でもある。

何を撮っても「観光写真」になりがちなのが「メリケン波止場」なのかもしれない。
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