MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

横浜港逍遥(5・完) 横浜新港埠頭からJR桜木町駅へ

2012年10月27日 | あらかると

護衛艦見学から半月以上を経過してしまったので、
記憶も薄れがちであるが、
「横浜港逍遥」はこの最終章がなければ未完のまま終わるところだった。

写真の整理は終わっていて後は記事にするだけだったが、
その日のNews的な出来事を優先していたため、
なかなか最終章を掲載できなかった。

埠頭の護衛艦を後にして帰途へ。


護衛艦の接岸している新港客船埠頭の横にある建物は、
「横浜市映像文化施設」で、
「東京藝術大学大学院映像研究科」がある。
2005年に新設された研究科で、
当時はビート・タケシこと北野武氏が教授として迎えられ、
同科トップの映画専攻長に就任している。


護衛艦のように重量感のある円形の歩道橋「新港サークルウォーク」から、
「横浜ワールドポーターズ」へ。


ベンチなどが設置されていてノンビリと休憩したかったが、
護衛艦見学時に携帯していた「水」が切れて咽が渇いており、
「水分補給最優先」状態だったため先を急いだ。

「横浜ワールドポーターズ」から汽車道へ降りる階段室テラスから。


階段を下りると運河パークがあり、
運河に映るランドマークタワーなどのビル群を撮り、
後ろを振り返ると、小屋の前に念願の自販機を発見。しかもオール100円。

水を飲みながら一息ついていると、
小屋につけられたスピーカーから、
観光地に良くある大音量では無いやや遠慮がちな「遊覧船の案内放送」が流れた。
でよく見ると・・・・
派手な自販機の近くには自販機には似つかわしくない、
急拵えの様な遊覧船の時刻表とルートと運賃表があった。
自販機のあった小屋は遊覧船のチケットの販売所だったのである。


埋め込まれたレールが歴史を感じさせる「汽車の道」と名づけられた遊歩道。
遊歩道はまあまあの数の人たちが行き交っていたが、
「運河パーク」から下の写真に見える鉄橋までは、別に木道があり、
殆ど人影が無かったのでそちらを逍遥(巻頭の写真)


汽車の道から人の流れに乗っていくと「JR桜木町駅」だったが、
東京のお台場に「ゆりかもめ」が走ってなかった頃、
「船の科学館」で見た「日本丸」をもう一度見たかったので、
「日本丸メモリアルパーク」へ。


逍遥ルートと、写真撮影地。
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満開の十月桜

2012年10月26日 | 写真

早朝から雲一つない快晴。
やや北風が吹いていた為帰りが楽な「北のフィールド」へ。

ススキや野菊やキンイノコロやセイタカアワダチソウなどが、
仲秋(白露から寒露の前日)を彩っている。

とあるところで「満開の十月桜」を発見。


満開といっても染井吉野の派手さはなく、ひっそりと咲いている感じで、
桜の花と気付く人は少ない。
桜の花と気付いても「狂い咲き(返り咲き)」と思っている人も多い。

十月桜は春と秋に咲く桜で、
ほかに、四季桜や子福桜も春と秋に開花する。


巻頭の写真のように10輪以上もまとまって咲くのは十月桜としては珍しく、
全ての枝がこのように咲いていたならば、
「十月桜」の認知度はさらに上がっていたことだろう。
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「十日余りの月」と「国際線ジャンボ機」

2012年10月25日 | あらかると

今日も夕焼は綺麗だろうと、
ベランダに出て観天望気をしていると、
東の上空には「十日余りの月(新月から11日目の月・上弦の月は7日目)」が・・・

すると月の真横を飛行機雲を引きながら旅客機が通過。
すぐにカメラを取り出して撮ったがややタイミングが遅かった(巻頭の写真)。
旅客機の高度から「成田発」ではなく、
ハワイから仁川空港コースの「国際線」のように思われる。

おそらくジャンボ機であろうと望遠レンズを取り出して撮影。
機体は4発ジェットのジャンボ機で飛行機雲とともに夕日を受けて輝いていた。


茜色に染まった雲を下にして、
機は(下の写真上部中央付近)西に向かっていった。


サンセットフライトとなった「国際線ジャンボ機」。
で・・・懐古。
まだ、仁川空港がなかった時代、
金浦空港から名古屋空港へ帰国の途に着いたとき、
機内から見た雲海へのサンセットは、いまだに脳裏に焼きついている。

飛び、遊び回っていた「良き日々」はもう戻らないし、
これからは国際線に乗ることはないかもしれない。


日が沈みたそがれの中で明かりを増してきた月を手持ち撮影。
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秋冷の美景を追う

2012年10月24日 | あらかると

今朝は寒さで目が覚めた。

秋冷は何をやるにつけても快適であるが、
朝からやや強い風が吹いていて、
ポタリングにも、釣りにも、写真にも「不適」。
が・・・・
15時過ぎには風も止み、面白い雲が出てきたので、
「21世紀の森と広場」へ。

西日が当たっている千駄堀の岸辺は、
被写体として面白いのだが、15時過ぎではやや遅く、
下の一点しか撮れなかった。


コスモスやススキや力芝やキンエノコロは、
西日の当たる15時過ぎからの輝きが面白い。
しかし、日陰になるのも早いので早足で撮り歩いた。


太陽が森の中に落ちていくと、
公園は急に薄暗くなり撮影は終了。
何となく巻き込んでいるような空の雲が面白い。


公園からの帰途、地平近くの東西に飛行機雲発見。
自転車を降りて狙ったものの、
面白みには欠ける光景だったので、カメラの電源をOFfしようとしたら、
たまたま電車が通過した。


雲がやや茜色になってきたので、
近所の「朝焼け夕焼撮影スポット」へ。
多重半円の雲が(珍しい!!)鮮やかに輝いていた。


買い物を済ましベランダに立つと、
残照の中で都心が輝き始めた(巻頭の写真)。
空気が澄んでいてかつ湿度が低いので視界は非常に良い。

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B&Wの秋

2012年10月23日 | 写真

時折木陰の影などを撮っていたが、
影なので色彩はない。

その色彩のない世界も面白いかなと、
「秋」を黒白で撮ってみました。

「散り始めた彼岸花」


「ススキ」と「イヌビエ(犬稗)」


「千駄堀暮色」


「路傍秋色」


巻頭の写真は「秋薔薇(あきそうび)」

ということで、
NEOPAN-SSS(ISO200)やTRY-X(ISO400)を使っていた時代を思いつつ、
「モノクロームの世界」を意識的に撮っていこうと思っている。
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