気温が低くなって湿度も低かったが、
四方八方見回しても一点の雲もないような快晴下では、
木陰のない第一フィールドは四六時中直射日光を浴びるために、
熱が衣服や体に蓄積されて暑い。
あちこち定点観測している場所を巡って、
ススキのさやぎが聞こえる土手に座って、
自家製の特製おにぎりを食べていると・・・・
(やはり「野弁」は美味しいのだ!!)
二匹のモンキチョウが求愛の飛翔をしていた。
撮りたいと思ったが、
二匹の蝶の飛翔は上下左右変幻自在で、しかも動きが素早いので、
フォーカス速度の遅い私のカメラでは蝶を捕らえきれないのである。
なので、
撮るのを諦めて食べながら見ていたが、
徐々に近付いてきて、近付いて来るとともにもう一匹参戦してきた。
となるとやはり撮りたい。
で・・・・
望遠レンズを装着し、ズームとフォーカスを手動に変えて撮ったが、
慣れていない被写体なので結果は予想通りだった。
が・・・
ピントズレや被写体ブレで蝶に動きが出てきた。
逆光に透け、輝く蝶。
「セイタカアワダチソウの花」に溶け込む蝶。
足元には「ノコンギク」が咲いていた。
ノコンギクは集団を作っているので判別しやすい。
ノコンギクは雑草の中でも強く、外来種の赤詰草の花を取り囲んでいた。
カメラを担いで家を出るまでは、
何となく風邪気味で体がだるく気分も優れなかったが、
汗をかきつつ20km近くを走って帰宅する頃には風邪の症状は消え、
やや疲労感はあるものの気分爽快となっていた。