MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

護衛艦ヘリ空母「ひゅうが」を見学する。

2012年10月10日 | あらかると

3年に一度行われる海上自衛隊の観艦式が、
10月14日に行われるのに先立って、
自衛艦の展示などが10月7日から13日まで行われている。

ということを昨夜知って急遽、
快晴の特異日である今日、
日本初のヘリ空母が横浜大桟橋で一般公開しているというので出掛けた。

大桟橋は、前に見たとき時よりも様変わりしていて、
全体がウッドデッキで曲線を駆使して(鯨を表現しているらしい)作られていた。

そのウッドデッキの先に「ひゅうが」の先端が見えていた。
下の写真の右に行けばすぐに見学コースだが、
左のスロープを登っていって展望デッキへ。


展望デッキからの「ひゅうが」


手荷物の検査をしてから艦内へ。
最初案内されたのは式典の式場で、ヘリコプターの格納庫のようであった。


艦載ヘリを載せる巨大エレベーターで甲板へ。


甲板というより大運動場のような広さである(巻頭の写真)。
まさに空母的巨大さなのである。
ちなみに
「ひゅうが」の性能要目は・・・
全長197m、基準排水量13500トン、全幅33m、速力30ノット(55km/h)、高さ48m。
艦体や上部構造物はステルス性を考慮して側面には傾斜がつけられ、表面は平滑に整形してある。


甲板から見た対岸には「赤レンガ倉庫」や「ランドマークタワー」が・・


赤レンガ倉庫近くの公園から見た「ひゅうが」


甲板上には豆粒のような人、人、人・・・


で・・・・
自衛艦といえば欠かせないものが軍艦旗とも言われる「旭日旗」。



ヘリ空母とはいえ、
ハリアーのようなSTOVL機(ストーブル機・短距離離陸垂直着陸機)を運用出来ないわけではなく、
今注目されている「オスプレイ」も離着陸可が能なはずで、
さらに、
新型ヘリ空母22DDH(2015年3月完成予定。排水量19500トン、全長248m)となるとさらにその可能性は大となる。

私が任官していた当時とは比較にならないほど、
JMSDF(Japan Maritime Self-Defense Force=海上自衛隊)は、
近代化しかつ巨大化しているのであった。
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