MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

曹洞宗・祖光院(松戸市金ヶ作)の彼岸花

2013年09月27日 | あらかると

祖光院と我が家までの距離は1.5kmほどだが、
ここに住んで十数年というのに、
「祖光院の彼岸花」を知ったのは最近のことだった。

NHKで沖縄で彼岸花が咲いたとの放送があり、
彼岸花の名所を検索していて「祖光院」が彼岸花の名所であることを知った。
そのころには、当地でもちらほらと咲いていたので、
栗ヶ沢にある「丸亀製麺の饂飩」を食べに行ったついでに、
祖光院に寄ってみた。
(うどん屋の駐車場に面した道路を500mほど南下した右側にある)


しかし時期的には早すぎて、林の奥のほうに一、二輪程度が咲いているだけで、
蕾もさほど出ていなかったので「なぜ名所なのか」が解らなかった。

今日、21世紀の森からの帰り道に再び「丸亀製麺」から「祖光院」へ・・
「名所と呼ばれるに相応しい」偉容を目にすることができた。


パノラマでも撮ってみたが、林の中は意外に暗くやや手ブレが起きてしまった。


下の場所では林の反対側(西側)が開けており、適正な露出を得ることが出来た。


同じ場所からの中望遠でパノラマ撮影。


木漏れ日のあるところは明るすぎ、
日陰の部分は暗すぎて中々適正露出は得られなかった。


今日はその威容を撮るために「花」では無く「光景・景色」を中心に撮ったが、
印象的だった白い彼岸花をアップで撮ってみた。


平日にも拘らず30名近くの花見客が訪れていた。
正門の先には寺の無料駐車場もあり、車での訪問も可能だが、
新京成「常盤平」からなら10分程度の道のりである。
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21世紀の森と広場で「アカボシゴマダラ(蝶)」を発見

2013年09月27日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

21世紀の森と広場の「野草園」を歩いていると、
目の前に揚羽蝶のようなゴマダラ蝶のような蝶が現れ、
私を一周して約3m上の榎の葉に止まった。


赤い斑点が鮮やかだったので揚羽でないことはわかったのだが・・・
じつは先日の「花ファンタジア撮影行」のときも同じような蝶に出会っていたのだが、
近くを2往復してどこかに消えていってしまった。
そのときの残像は脳裏に焼きこまれているが、
再び遭うことが出来たのである。

榎の葉に止まり同じ場所で翅を広げたり、体を回転したり、
まるで撮られるためにポーズを取っているようであった。
当然私の思い込みなのだが、
巻頭の写真の蝶の視線は明らかに私を見ていて、
何かを語っているようにも見える。

おかげで10余枚撮ることができた。
調べてみると・・・
本来は日本の本州には居なかった蝶で、
蝶の愛好家達が放蝶したものと思われるものが、
あちらこちらで生息地を拡大させているのだそうだ。

蝶の名前は「アカボシゴマダラ」でタテハチョウの仲間。
1995年に埼玉県浦和市の「秋ヶ瀬公園」で発見されたのが最初で、
いったん消滅したもののその後あちこちで発見されている。


花蜜や液体などを吸う蝶などの長い口器を「吻(ふん)」というが、
その吻の色がオレンジがかっているのもこの蝶の特徴。
木の実の果汁を吸っていたのだろうと思われる。


人為的に放たれるのは、蝉、亀、魚、蜜蜂、植物など様々あるが、
10年ほど前のこと代々木公園では「クマゼミ」が鳴いていた。
箱根の山を越えることが出来ない蝉なので、
故郷の夏の風物詩を懐かしむ余り放たれたのではないかといわれていた。
もう長い間代々木の森に入ってないので、
その後のことは不明である。

清水公園の花ファンタジア内で見て今度は21世紀の森で、
と、2週間で2度も見ることが出来たということから考えると、
アカボシゴマダラは、数年後には普通に見られる蝶になって居るかもしれない。
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