MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

異常気象の4日間に現れた魔可不思議な雲たち

2013年09月06日 | 写真

9月2日の越谷、野田の竜巻から5日まで、
関東周辺は竜巻注意報などが出続けていたが、
やっと竜巻注意報や大雨洪水注意報の発令されない穏やかな日を迎えた。
が・・・
何故か関東地方だけは曇りで、しかも日照の無い厚い雲に一日覆われていた。
東風が吹いていて久し振りに凌ぎやすい日となったが、
曇っていては「カメラを担いで外出」というわけにもいかず、
結局はインドアワークをこなした。

ということで、荒れた日々に現れた不思議な雲の写真を・・・。

荒天が終わりを告げた昨日の夕方に現れた、
どこまでも続く(20Km以上?)細長い雲。


地上から上空の雲海に連なった薄雲。
竜巻のような漏斗状でないことから、
極狭い範囲に降っていた雨が、
渦巻き型の上昇気流などで曲げられたものかもしれないが詳細は不明。


低空を通過中の雲が長い尾を出していたが、
発達中の積乱雲の上昇気流に一部を巻き込まれていた可能性が強い。
強いて言えば「雲が雲を飲み込んでいた」のである。


次は「スーパーセル(巨大積乱雲)」の進化過程と思わせるほど急速に発達中の積乱雲。


が・・・・
急速に発達したもののエネルギーの追加が途切れたようで、不安定な形状になり、


ついには積乱雲の途中から途切れ、高高度に上昇した雲だけが残った。


天候の荒れた4日間に見た様々な雲には、
「観天望気」では理解できない現象が多く見られたが、
これは地球温暖化による異常気象が多くなったためと思われる。

巻頭の写真は、光っている斜光のすぐ右側に太陽が沈んでいるような光景だが、
実際には斜光の出ていた位置は南南東であるため、、
斜めに出ていた雲が夕日に輝いていただけなのかも????。
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