MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

台風一過の秋風と全天茜色

2013年09月16日 | あらかると

台風18号は日本各地に水害や竜巻による被害を与え、
当地を昼前後に通過して行った。

我が家は団地の8階でしかも目の前には建物が無く、
まともに南風を受けるため、
南の居間である部屋にいると、
窓を打つ強烈な風や雨の音に恐怖さえ感じられる。

窓枠はガラス張りのアルミサッシで出来ているが、
ガラスがどの程度の強風に耐えられるのかが不明で、
不明であるがゆえに居間に居ると緊張は増すばかりである。

しかし、寝室である裏の部屋(北側にある)に居ると、
窓を打つ強風雨の音は全く聞こえてこず、
しかももしもの場合は居間よりも安全度が高いのである。

14時過ぎには暴風雨も去り、
風も乾いた西風に変わり気温も26度まで下がった。

台風一過により空気が澄んだのか、
久し振りに丹沢山塊と富士が見えていた。


富士は半分を雲に包まれていたが、夕方には雲も取れていた。


17時30分頃には、スカイツリーや都心のビル群が夕日に輝いた。


やがて雲が茜色に染まり始め、


茜雲の上の巻雲もオレンジに輝き始めた。


やがて全天の雲が茜色となり、東の空まで染まった。


日が沈んでも暫くは黄昏が続き、
黄昏の時間は街の景色までも茜色に染まった。


久し振りのドラマチックな夕焼だった。
ということで、
刻一刻と変わる大自然のスペクタクルの面白さと、
西風の涼しさに誘われて100枚以上もシャッターを切った。
だが・・・・・・
カメラは人の肉眼で感じている色を写し取っては呉れなかったのである。
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