MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

稲雀と蜻蛉と独り秋桜

2013年09月09日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

一週間ぶりにカメラを持って外出した。
つまりこの一週間はベランダカメラマンになっていて、
自然の中には一歩も足を踏み入れてなかったのである。

午前中は薬切れ補充のため病院にて診察。
どうしても月曜日は混み、診察を終えて薬局で薬を手にしたときは正午を回っていたのて、
食事どころを探しに「ダイエー」へ。
まずは前から購入予定だった「カメラのキタムラ」で、
SanDisk「Extreme Pro・SDHC UHS-I,16GB(書込最大90MB/sec,読取最大95MB/sec)」を購入し、
同じフロアーの「丸亀製麺」で冷やし饂飩を「美味しく」頂いた。

食後周辺を撮影予定だったが、周辺は舗装面積が多いためか地元の八柱より暑く、
家に帰ってきてから「21世紀の森と広場」に出掛けた。

公園は射すような日差しだったが空気は冷涼で、北よりの風が涼しかった。
公園に着いたときは15時少し前で、斜光を受けてコスモスが輝き始めていた。


園内にはいくつかのコスモス畑があるのだが、
雑草地に紛れ込んで咲いているコスモスの風情が面白く、
群れていないコスモスを中心に撮っていた。

雑草の合間に咲いたコスモスは、冷涼な風を受けながら、
草の葉の合間から漏れ来る斜光をあしらっていた。


次に見つけたのは、姫女苑の白い花とコラボレートしていた白いコスモス。
そのコスモスはわずかにピンク色に染まっていた。


巻頭の写真は「稲雀(いなすずめ)」

「稲雀」は秋の季語にもなっていて、
稲が実る頃大挙して稲田にやって来て、
人が近付いたり何らかの音がするとぱっと一斉に飛び立つ。
飛び立つが暫くすると再び舞い戻ってきて実った稲穂を食べる。
今日の集団も100羽以上いたようである。

21世紀の森では、稲田の一部を雀のために栽培しているようである。
人が食べるために栽培しているところには網が張り巡らされ、
芸術的な案山子も据えられていて雀から守っている。

急に飛び立つのでカメラを向けてシャッターを押すだけだが、
5枚撮って4枚はピントが合っていなかった。

写真の右中ほどには雀に混じって蜻蛉も写っている。
ということで蜻蛉の写真を一枚。

産卵中のメスの蜻蛉(写真下の草陰に頭と翅が写っているのだが・・・)を、
ホバリング(空中静止)しながら見守っていた雄のシオカラ蜻蛉。
というか、
見守っていたのか、産卵後にカップルになろうとしていたのかは定かではない。
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