１６日目＝内子散策

　１４時５０分、砥部町のたちばな旅館に到着しました。予定を変更して内子まで電車に乗って、少し余裕ができたので、今まで行くことができなかった内子の重要伝統的建造物群保存地区を見学して来ました。何回となくすぐそばまで来ていたのにそのままにしていて忸怩たる思いもあったのでよい機会でした。
　突合の近くで出会った男性に今日の宿はと訊くと、同じ宿だというので、宿までいっしょに歩きました。歩きは初めてなので宿のことはあまり知らないので教えてほしいということで、夕食の後部屋に戻って色々レクチャーする中で分かったのは、彼は関学吹奏楽部のＯＢだということ、しかも学年はぼくのひとつ上、確実にぼくは彼の演奏を聴いているし３年生のときのコンクール関西大会では同じ自由曲で競い合った。ちなみに曲はポール・フォーシェの交響曲でした。ぼくは今でもこの曲を聞くとウルウルする事があります。ちょっとしたトラウマの１曲です。