自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

<臀筋のコリ>  武笠公治・著 2016/12

2018-07-21 15:37:15 | 図書メモ


本の正式なタイトルは、

  腰痛・ひざ痛・脚のしびれ…下半身の痛みは
  「臀筋のコリ」が原因だった

表紙にはさらに  1日5分の”自重押し”プログラム


著者は、これまでに何度も交通事故などで瀕死の重傷を負い、
鍼で治してきたそうです。
その理論は、一般的中国医学とは少し違うそうです。

世の中の一般的理解は、
P.42 「病気や不定愁訴に効くツボを探して、そこに鍼を打つ」
   
   P.38 鍼を刺して、気血の流れをよくすることで、
   自然治癒力を高めて不調や体質の改善をする

ただし、一般的に鍼治療の科学的根拠は未だ示されておらず、
著者がP.40 難しい専門用語を使わずに一言で説明するなら、

   鍼を打つことによって、
   古くて具合が悪くなった細胞を壊し、
   新しい細胞に置き換えること



P.41 体内に外傷を与えるのが鍼ならば、
   火傷という形で悪い細胞を壊すのが灸であり、

   強くもんで筋肉を覆っている筋膜や筋細胞に傷をつけて
   修復を促すのが按摩であり、

   指で強く押して壊すのが本来の指圧
です。

だそうです。


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「体力の正体は筋肉」 その4 Rowing

2018-07-19 17:45:17 | 図書メモ
著者・樋口氏一押しのエクササイズはローイング(ボート漕ぎ)



P.107 骨格筋をきたえて体力や健康を維持するためには、
   できるならば、有酸素運動とレジスタンス運動をあわせて
   行うのが望ましい。(中略)それがローイングという運動です。

確かに、、、
全身運動だし、上手に場所を作れば、手軽にできます。
私は自力整体でつかっている銀マットに座り、
ソックスを履いて踵部分を滑らせてやってみました。

youtube で動画もみられます。
https://www.youtube.com/watch?v=V5nroejMxTw

スポーツジムの本格的なマシーンの様子は↓
https://www.youtube.com/watch?v=bc2bVqkkcDE
うぅ~ん、やっぱりカッコいいし、動きが滑らかですね~。

今日は運動不足だなぁ、と思う日に3分くらいやると良いと思います。
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「体力の正体は筋肉」 その3 筋力チェック 計測法

2018-07-18 05:32:00 | 図書メモ


活動量計を持っていない方のために、簡単なチェック法があります。

P.100 筋力チェック:椅子を使い、座り立ちをして、時間を計る。
  方法は、
   ①背筋を伸ばして椅子に座る。
   ②両手は胸の前で腕組み
   ③ひざが完全に伸びるまで立ち上がる。
   ④すばやく椅子に座った姿勢に戻す。

上記①~④の連続動作を1回として、10回にかかった時間を計ります。

P.102 70歳以上の男性の場合、
   
     9分未満なら速い、 10~17分は普通、 18分以上は遅い

   70歳以上の女性の場合は、
   
     10分未満なら速い、 11~20分は普通、 21分以上は遅い
   
   
ま、片足で椅子から立ち上がったり、スクワットをしたり、
色々な計測法があって、どれが最適かは分かりません。
P.103には<3分間で歩ける距離>という計測法も載っています。

色々な年代の生徒さんや、ラジオ体操仲間を観ていると、
<体力的に弱い人>ほど、客観的に眺めることを嫌います。
計測すること自体が苦痛で、「私は弱いのよ!」と決めつけて、
諦めてしまい、適切な運動に結びつかないのです。

こういう方々に、「自分にジャスト・フィットの体操を見つければ、
 
    楽しいことなんだから、毎日行いたい! 続けたくなる!!」

ということをお伝えしたいと思っています。
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「体力の正体は筋肉」 その2 Sedentary

2018-07-17 20:06:42 | 図書メモ


P.79 Sedentary:「座っている、座りがちの、座業の」という意味。

   座りがちの生活行動スタイルを sedentary behavior
座りがちの生活を送ることをlead a sedentary lifeという。


P.81 アクティヴ・カウチポテト

   きちんと運動はしているものの、それ以外の時間は座り過ぎの人


私自身は「Un-sedentary」です。こんな英語はないかもしれませんが、
一昨年5月9日にご紹介した「座らない」という本を読んでから、
食事・トイレ・入浴・睡眠以外は殆ど立っています。
(もちろん、PC入力をしている現在も!)

こんな<座らないFreak>の私は極端な例かもしれません。
では、貴方は何処のグループに入りますか?

「そりゃあ、適度に動いて、適度に座っているさぁ!」ですか?
その「適度」は科学的ですか?

別に1日中監視カメラで撮影し続けてデータをとらなくても、
活動量計という文明の利器があります。
自分がSedentaryに陥っていないか、日々の活動量は十分なのか?
関心を持って、記録することをお勧めします。
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「体力の正体は筋肉」 樋口 満・著 2018/4

2018-07-16 05:57:14 | 図書メモ


著者は教育学博士で現職は早稲田大学スポーツ科学学術院教授。
早稲田大学アクティヴ・エイジング研究所長だそうな。

筋肉に関する理論は、最近マスコミでも多く解説されています。が、
団塊世代の著者の切り口は明快で説得力があり、好感を持ちました。
以下に
私にとって新しいトレーニング法や用語が出ているのでメモします。

P.26 自立寿命:検査の数値を基準にして健康であるかどうかというより、
     自立した生活を送れているかどうかが問われるべきなので、
     「健康寿命」より「自立寿命」という表現の方が適切と思う。


P.29 With Aging:Anti-Aging(=加齢に抗う)ではなく、寄り添うこと。
     老いを自然の流れとして、
     よいことは「年の功」として受け入れ、
     不自由なことがあったら知恵を絞って解決し、
     その人らしさを保ちながら老いと上手につきあっていこう。
    
     そんなにあくせくしないで、もっと穏やかに暮らしていこう。


   (中略)アンチ・エイジングが「抗・老化」ならば、
   ウィズ・エイジングは「共・老化」、
   アクティヴ・エイジングは「脱・老化」
      (2002年WHO・第二回高齢者問題世界会議で採用された)


あぁ、この三つの言葉の流れは、
私が現在取り組んでいるミュージカルのテーマそのものです。
主人公(初老猫)のKoMariaは、必死の努力で「老いと闘い」、
Carmenの歌と踊りに挑戦し続けで怪我をし、老猫ホームに入所。

そこで色々な騒動を引き起こし、
<若者と同じことは出来ないのだ!>という現実を受け入れて
ハバネラのメロディーで
「今出来ることを楽しめばイイの、素敵な仲間と一緒に!」と歌いあげます。

これを練習することで、少なくとも現在の私はアクティヴに暮らせています。
     
     

   
 
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「普通の人々」 という映画を観て・・・

2018-07-14 05:19:38 | ネットワーキング


昨夜は友人宅で映画『普通の人々』を観ました。
(原題:Ordinary People:1980年のアメリカ合衆国の映画作品。
第53回(1980年)のアカデミー作品賞、監督賞(Robert Redford Jr.)、
助演男優賞(ティモシー・ハットン)、脚色賞の4部門を獲得。

なかなか良い映画でした。
その感想文を書くならカテゴリーは「つぶやき」?
いえいえ、私が言い(書きたい)たいのは、映画の内容じゃなくて、
<名画を、その価値が分かる人たちと鑑賞すること>の素晴らしさです。

レンタルビデオを夫と一緒に観て、一緒に感動するのもGOOD。
そして、滅多に合わない知り合い、または初対面の異世代の人たち、
別のイベントで交流している人たちと感想を言い合うのもGOOD。

私はずっとフルタイムで遠距離通勤をしていたので、
ゆっくり映画を観に行く暇もなく、良い映画の情報にも疎い生活でした。
なので、見逃していた名画を良き仲間と一緒に観る機会は貴重です。

特に、団塊世代の女性ならでは、とか男性の感覚とか、
同い年なのに、なんでそうなのよ?!?とか、
ホント!そうなのよね~~~~!!という共感のシェアが
なんとも楽しくて、夜遊びに耽っています。

仕事上の繋がりでなくても、こういうネットワーキングは
これからの高齢化社会に必要なことだと思います。


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Bluetooth で earphoneを使う・・・ (~_~;)

2018-07-13 06:01:54 | つぶやき


来年のミュージカル公演が2月3日(日)に決まりました。
(場所は世田谷区の中町ふれあいホール。)

ということは、
早く台詞を覚え、演技を磨いていかねばならないのです。
ところがISASに居た頃と違い、ちっとも覚えられません。
(やっぱりトシ??)

自分で書いた脚本なのに、毎回不安定!
そういえば、昔は自分の台詞を録音して、通勤時に聴いていたなぁ、、
と、思い出して、最近買ったばかりのスマホで録音しました。

昔はカセットテープのWalkmanをバッグに入れ、
自転車を運転しながらイヤホンで聴き、頻繁に落っことして、
何台も壊しました。

で、最近のスマート機器を使ってやれ!と意気込み、
Blue toothのイヤホンを買ってみたら、いや、大変なこと!

ガラ携からスマホに乗り換えただけでも、えらい苦労をして、
やっとアプリの入れ方とか、ファイル操作が分かった所なのに、
またしても、Bluetoothの設定で大苦労!

中国製イヤホンの取説は、首を捻るような日本語の上に、
スイッチ操作の説明がなく、付属品が入っていなかったり
文章通りのマークがついていなかったりで、泣きたくなります。

結局、一人では設定できず、理科系の夫の力を借りて終了。
私は完璧な Computer illiterate ではないと思うけれど、
段々それに近くなっていくのネ、、、と溜息が出ます。

でも、必要はナントカの母。必死で使っていく覚悟です。

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ルンバブル ~ 夢も断捨離?

2018-07-12 06:25:09 | 生き方


「ルンバ」は、アイロボット社製の自走式掃除機です。
私は未だ持っていません。

勝間塾メンバーには大層な人気で、
塾長の勝間さん自身も、数種類使いこなして家事の時短をされています。
私も、「機械または業者にお願いできる家事は、省いていきたい!」
と切望しているのに、夫は逆の考えです。

  身の丈に合った生活

「自分のことは自分でするのが原則だから、他人を入れたくない」のだそうな。
たしかに、、、
そう、私が尊敬する<僧侶で作庭家・枡野 俊明氏>も、毎朝ご自分で
庭を掃き清め、なが~~い廊下を拭き清めることがお勤めだそうです。
Saying,

  「毎朝の勤行をさせていただくこと」が心を磨き、自分を育てる

あ~~っ! 分かっちゃいるけど、時間が足りないのよっ!!

この、「時間が足りない」ような生活・思考法がいけないのでしょう。
言い訳のようですが、
私、掃除も料理・皿洗いもベッドメーキングも、嫌いじゃないです。
庭いじりも歌も踊りもシナリオ書きも、み~んな好きです。
集中して楽しんでいると、あっという間に時間が過ぎます。

それらの一番トップに
<自力整体>を勉強しつづけ、広めるというミッションがあり
ボランティア活動があり、ミュージカルも・・・

モノの断捨離は順調に進んでいますが、
やりたいことの断捨離も必要なのね……  
と思うと、心臓がギリギリと痛み、涙が迸るのを感じます。

でも、2mくらい高い位置から別の目で私を見下ろすと、
思考の整理がつけられない、頭の悪いオバサンでしかない??
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ロコモ・チェック 2  ロコトレ

2018-07-11 05:05:04 | 健康法


昨日ご紹介した<日本整形外科学会>公式サイトの続きです。
下記のページには、
分かり易い運動法が紹介されています。
https://locomo-joa.jp/check/locotre/

ここではムービー付きで以下の3種の体操にトライできます。
  ①片脚立ち
  ②スクワット
  ③ヒールレイズ
  ④フロントランジ

動画まで付いているのだから、
私なんかが努力しなくても、イイのかも?!と思いたくなりますが、
そうは問屋が・・・・

だいたい<ロコモ世代>はネットの記事なんて読みません。
携帯電話は家族から<無理やり持たされている>だけで、
「使う機能はメールと電話だけ」という人が殆どです。

もし仮に、このHPに辿り着いて、
上記4種のエクササイズをやってみる気になり、
それを毎日の習慣にできれば万々歳ですが、

そもそも「運動が苦手」「体操は好きじゃない」という人達は、
身体使いの基本が理解できていないから「苦手」なのです。
基本とは、マニアックな言葉ですが、

  丹田・センターを意識して、頭上から自分を観ながら動く

これは、私独自の表現です。
芸術家や舞踏家、格闘技の人たちは多かれ少なかれ
このような意識を持っているそうです。

そして、そういう本格的でないフツーの人たちも、
この意識と身体の扱い方が分かれば、楽に動ける筈なのです。
私は、それを伝えることで<美しい高齢者を増やす>ことが
残りの人生のミッションだと思っています。

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ロコモ・チェック

2018-07-10 05:49:10 | 健康法


私は自分の自力整体の教室のほかにボランティアで
世田谷区の元気体操、大田区での「歌う会」での指導、
そしてラジオ体操の仲間にアドバイスなどを楽しんでいます。

そんな日常で、最近特に感じることは、
<身体に対する意識と認識が、いかに大切か>ということです。

誰でも
「お迎えが来るまで、寝つかないで、健康でいたい」と思っているけれど、
同時に
「でも、寄る年波には勝てないわ。そこここが痛くて・・・・」
と、諦めてしまう人が結構います。

そういう人たちの中で一番もったいないのは、
<ラジオ体操で健康になりたい>けれど<ふらつくので適当にやっている>レベルの人です。

<肩が痛くて上げられない、後ろに動かせない>
<首が回らない>
<膝が痛いから、跳躍なんて絶対無理>
その他諸々・・・・

私に言わせれば、
「だからこそ、一番易しい、基礎の動きで土台の筋肉を作らなくちゃ!」

「じゃあ、基礎の動きって何よ?」と聞かれそうなので、
自分なりにチェック表を作ることにしました。

で、取りあえずネットでググってみると、既に色々あるようです。
例えば
  日本整形外科学会公認ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト
というHPに<ロコモ チャレンジ!>というページがあります。
  https://locomo-joa.jp/check/test/
色々なチェック法が紹介され、楽しく分かり易いと思いました。

ロコモ度テストは取りあえず3つ用意されていて、
①立ち上がりテスト
②ツーステップ・テスト
③痛みや日常生活の現状チェック
  https://locomo-joa.jp/check/test/pdf/locomo25.pdf

読者の皆さんも、是非トライしてみてください。
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