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ちょっと古い本なのに、今話題沸騰のKeywordが満載。
それも数が多過ぎて、難しい内容が多いので全部はメモできません。
日本では受けられない「世界最先端の高額医療」に興味がおありの読者は、
本を直接読んでください。
私が一番驚いたのが、著者自身の<すい臓がん治療>です。
P.9 最先端テクノロジーと、それを駆使する研究者の努力によって
判明した僕の膵臓がんは、どうやら発病前の
「ステージ -1」というべき段階だったが、
本書執筆中の数カ月の間に見事に駆逐することができた。
このように本来罹るはずの病気に罹らなくなれば、
人間は驚くほど長生きすることになるのは間違いない。
著者の言う、「予測医学」(→予防医学ではない)は、保険がきかない、
高額な検査(次世代シーケンサー、ミルテル検査など)によって、
発病前の病巣と病態を予測し、その個人の状況に応じた治療(予防?)を行うこと。
具体的には、何が原因で、どんな「治療」なの??というと、
P.134 ウイルス性を除けば、がんは、
食事や日々の生活習慣が最大の原因である。
僕の場合、(中略)高度上空を飛ぶ国際線による被曝も
無視できないとのこと。
そこで、僕は執筆以外のすべての仕事をやめることにした。
(中略)また、適度より少し負荷がある程度の運動に勤しみ、
電車と船旅を楽しみ、自分では気が付かないストレスを
徹底的に軽減することにした。
P.135 そして、唯一集中的に受けたのが、高濃度ビタミンC点滴である。
P.136~138で上記治療に関する医学的解説と医療界からの反撃と、
医療ビジネスに関する記述があるので、興味がある方は読んでください。
大学や国立の医療機関でさえ、製薬メーカーからの大量の寄付がある現在、
もし自分が病気になったら、誰の言うことを聞いて、どうのように対処するのか?
よ~~く勉強しておかないと、酷い目に合いそうです。
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