自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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3つの世界   ③ヴァーチャリズム

2024-07-04 05:48:37 | 生き方


著者による言葉の定義は、
p.128 ヴァーチャリズムとは、現実社会に役立つ仕組みを
   ネット上で実現させるこれまでのITの取り組みではない。

   新たな理想「社会」そのものをデジタル空間に成立させ
   ようという試みのことである。社会に必要な民主制度・
   市場・法的枠組み、そして人権を含む社会福祉環境などを
   これまで機能として使っていたネット空間に構築する
   ムーブメントのことである。

私にとっては???で、私の生活に関係あるの?と思いました。
が、以下の「AIと共存する」で、俄かに現実性が出現。

p.146 バーチャリズムの目的は
   「人間の個性と創造性を拡張すること」だ。

p.147 AIは今後当たり前のように、私たちの仕事や生活における
   クリエイティビティやインテリジェンスを保管する自分の
   「拡張ポジション」や「外部脳」として認識されていくだろう。

   私たち一人ひとりが、どうすれば生産的にあるいは創造的に
   AIを仕事や生活に取り入れていくのかを考えなければならない。

はい。ここで私は大いに納得・共感・思い当たることがありました。
今、このブログを書いている、まさにこの時間、私はAIの音声入力を
使い、自分のタイピング速度を補完してもらっているのです。

パソコンの先生からその機能の使い方を教わり、仕事の能率が
格段にアップしました。以前はスマホの読み上げ機能を使って入力し、
メールでPCに送ったりしていたのですが、直接できたのです。

内容を考えながらタイプするなら、速度は大して変わりません。
が、今回のこの本のように、大量の内容を書き写しておきたい場合は
文章量が多いので、手入力は非効率。この意味でAIさまさまです。

いずれ、ミュージカルのシナリオを考える際にアイデアを相談したり(?)
台詞の候補をあげてもらうようになるのかな?と予感しています。
それは恐ろしく時短効果を生み出しそうです。が、それは私の作品と
いえるのか?甚だ疑問です。

良い作品を書けて、浮いた時間を庭いじりなどに使えるのなら
ウインウインには違いない?

最後に、著者が掲げる大切なことについて
p.164 コピー可能な世界でこそ輝く「圧倒的個性」
p.165 人間の個性を語るときどのようなことを考えるだろうか。
   まず身体的特性、思考・精神的特性がある。バーチャリズムに
   おいて、アバターのように身体的特性が自由に変えられるので
   あれば、個性の中心は思考精神的特性へ移る。

   つまり、何を知覚し、どう捉え(感じ・考え)、どのように咀嚼し
   (認知)、どのようにその世界を表現(反応)するのかが重要になる。

   またその繰り返しパターンの一貫性がより個性を強化する。
   個性とは「個人の世界観をクリアに表明すること」である。

   (中略)バーチャリズムの世界では、社会性よりも個性と創造性に
   価値があるからだ。この世界は基本的に無国籍であり様々な世界が
   多数存在する。そのためあるコミュニティから出たとしてもまた別の
   世界へスイッチすることが容易にできるのだ。

はい。わかったようなわからないような・・・・・

でも何故か気分が上がって嬉しい感じがあります。

コメント
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