自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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スタンフォード式 疲れない体  6  「動的リカバリー」メソッド

2021-08-08 06:06:33 | 推薦図書


では、具体的には何をすれば良いのでしょうか?

p.116 疲労をリセットする 「動的リカバリー」メソッド
   「伸び」をしても疲れは抜けない
   疲れてきた典型的な現象として、体の可動域が狭くなって、
   体が硬くなる「硬化」 があります。そんなとき、多くの人は
   無意識に柔軟性を取り戻そうとします。

   「伸びやストレッチをして、体を伸ばしたい」と思うのです。
   あなたも仕事や家事の 最中に、「うーん」と伸びをしているかもしれません。
   しかし、「筋肉を伸ばす」というのは本当に正しいアプローチなのでしょうか?

   筋肉がこり固まったことによる「一時的な筋疲労」にはいいかもしれませんが、
   「体を伸ばす」ことで「慢性的な疲れ」を抜本的に解決するのは難しいでしょう。
   伸びをすると、一瞬気持ちがよいかもしれませんが、疲労が本当に解消できているか
   といえば、疑問が残ります。「伸び」の効果は長続きするものではありません。

p.117 なぜなら、体の硬化はあくまで,疲労の結果"であり、原因に隠れているのは
   「体に妙な癖がついている」ことだからです。

   「疲れ癖」が体に定着している?
   前章でも書いたように、疲労という現象は、中枢神経と体の各部の連携にズレが
   生 じて体が無理な動きをとろうとした結果、ダメージが蓄積される形で起こります。

   この、本来の体の構造的に「間違った、動きが、「現場」である体にも、
   「社長」で ある脳にも定着してしまうのが「体に変な癖がつく」ということです。

   変な癖が体に染みついた結果、「疲れて可動域が狭くなる」という事態を招きます。
   たとえば、「股関節の代わりに、腰を使って体をかがめたり、起こしたり、
   ひねっ たりする」癖が体についた結果、体に余分な負荷がかかることはもちろん、
   本来もっ と使うべき「股関節」は硬くなり、
   使う必要のない「腰」にはダメージが積もります。

   これを放っておくと、いつの間にか脳までが、つねに間違った指令を出すことにな り、
   体はますますおかしな動きをすることに......。
p.118 こうして、どんどん体のバランスは崩れ、疲れは 溜まり、
   「疲れやすく、疲れが取 れない体」が増強されていく、というわけです。
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